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J-GLOBAL ID：202002251470322452   整理番号：20A0508265

路地推定法による都市空間構造の特性把握

著者 (3件)： 谷口亮 (東京地図研究社) ,  石川剛 (東京地図研究社) ,  岡檀 (情報・システム研究機構 統計数理研)
資料名： 先端測量技術
号： 113  ページ： 50-55  発行年： 2020年01月 
JST資料番号： L1406A  ISSN： 1882-4161  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・生活空間としての路地が町作りの中で見直されており,その場所に根付いて暮らす人々の生活が垣間見えるような空間が存在。
・地域の多様性が生じているとも言えるが,一方で築年数の比較的長い木造密集地に路地が多いと考えられ,その防災性能の脆弱性が指摘されていることも事実。
・路地の定義は,基盤地図情報レベル2500の道路縁の取得基準は幅員1m以上とされているが,「基盤地図情報において未取得で,一般車両の通行が困難な道路」と記述。
・東京都は本推定手法の有効性の検証に最適と考え,路地分布推定の指標として,【路地建物棟数密度】=【路地建物棟数】/【町丁目面積】を使用。
・GISを用いて路地の存在を街区単位で推定する方法を考案し,現地調査では82%の確率で路地の有無を判定可能の結果を取得。

シソーラス用語： 生活道路 ,  *都市空間 ,  推定 ,  *情報 ,  *東京都 ,  市街地 ,  土地区画整理 ,  地理情報システム ,  *構造特性
準シソーラス用語： GIS【地理】 ,  *基盤地図情報 ,  防災性能

分類 (2件)： 土地利用一般,地域制  (RD02010Z) ,  道路工学一般  (RC08010M)

引用文献 (3件)：

• 青木義次、湯浅義晴、大佛俊泰、1994。あふれ出しの社会心理学的効果 路地空間へのあふれ出し調査からみた計画概念の仮説と検証 その2、日本建築学会計画系論文集、457、pp.125-132。
• 東郷哲史、清水弘樹、姫野由香、佐藤誠治、2010。路地空間の保存・維持を目的とした建築基準法第42条第2項及び第3項適用の可能性-大分県別府市・大分市中心部を事例として-、日本建築学会九州支部研究報告、49、pp.309-312。
• 薄井宏行、浅見泰司、2010。GISを用いた建物敷地の接道判定のための簡便なバッファ距離設定方法、日本建築学会計画論文集、651、pp.1175-1180。

タイトルに関連する用語 (5件)： 路地 ,  推定法 ,  都市 ,  空間構造 ,  把握