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J-GLOBAL ID:202002251520501565   整理番号:20A2696631

Japonica型イネの胚乳と Cuにおけるアミロペクチンのクラスタ構造と澱粉粒の内部構造のBEIIb欠乏の影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of BEIIb-Deficiency on the Cluster Structure of Amylopectin and the Internal Structure of Starch Granules in Endosperm and Culm of Japonica-Type Rice
著者 (10件):
資料名:
巻: 11  ページ: 571346  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7094A  ISSN: 1664-462X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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澱粉分枝酵素(BE)イソ型,BEIIbの1つが,異なるアミロペクチンクラスター構造の合成だけでなく,澱粉結晶多形が野生型(WT)穀類内胚乳澱粉顆粒に見られる典型的なA型からB型に変化するので,イネ胚乳における澱粉粒の内部構造の形成において特異的役割を果たすことが知られている。本研究では,アミロペクチンクラスタ構造に対するBEIIbの寄与を調べるために,アミロース-extender(ae)変異体系統(EM10)と呼ばれるヌル2b変異体の胚乳および茎からのアミロペクチンおよびそのホスホリラーゼ-限界デキストリン(Φ-LD)の鎖長分布を,ジャポニカ米のWT品種,Kinmzeのそれらと比較した。結果は,BEIIbが,特にWT胚乳中のアミロペクチンクラスタの結晶と非晶質ラメラの間の中間体で,その分岐点が結晶性ラメラの基底部分に局在し,おそらく,BEIにより主に形成されたその不在分岐点がアミロペクチンの非晶質ラメラに位置すること,特に,その分岐点が,結晶ラメラの基底部分に局在し,おそらく,その分岐点が,アミロペクチンの非晶質ラメラ中に位置する,という事を強く示唆した。KinmzeとEM10胚乳の間のアミロペクチンのクラスタ構造におけるこれらの違いは,それぞれKinmzeとEM10の間の澱粉粒のA型とB型結晶構造の違いの原因であると考えられた。BEIIbによって引き起こされる澱粉粒の内部構造の変化を,広角X線回折,小角X線散乱,固体13C NMR,および光学和周波数発生分光法によって分析した。ae胚乳(約8.24nm)におけるアミロペクチンクラスタのサイズは,WT胚乳(約8.81nm)におけるそれより有意に小さかった。現在の結果に基づいて,著者らは,WTにおけるアミロペクチンのクラスタ構造のためのモデルとイネ胚乳のae突然変異体を提案した。また,BEIIbが発現しない culmにおけるアミロペクチン生合成におけるBEIIaの役割も仮定し,代わりにBEIIaがイネのWTにおける主要なBE成分であった。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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酵素生理  ,  稲作 
引用文献 (76件):

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