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J-GLOBAL ID:202002251668714128   整理番号:20A1311369

原子核乾板技術の進化と展開~デジカメ時代を生き抜くアナログフィルム~

Evolusion of nuclear emulsion technology and its applications-Survival of analog film through the era of degital cameras-
著者 (12件):
資料名:
号: 107  ページ: 35-48 (WEB ONLY)  発行年: 2019年04月26日 
JST資料番号: U0181A  ISSN: 2188-0115  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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宇宙線・原子核・素粒子物理学の研究において数々の発見をもたらしてきた原子核乾板をとりまく状況が現在,激変している.第一に,筆者等の研究室において,ユーザーであった素粒子の研究者自らがその開発,製造を行えるようになったこと,二つ目に,原子核乾板に記録された素粒子等の荷電粒子の飛跡の自動認識において桁違いの高速化が成し遂げられたことがある.これらの変化により,近年主要な対象であったニュートリノ研究やガンマ線天文学などの素粒子・宇宙線物理学はもちろん,医療,そして超大統計を要する宇宙線によるピラミッド等の大規模構造物の透視のような新しい分野にも知を提供していく土台が構築された.そしてその対象の数,提供する情報量共に,加速度的に増大し始めている.そして三つ目に,暗黒物質粒子の探索のために全く新しい超微粒子原子核乾板が誕生し,周辺の研究を刺激している.更にそれを用いた超高分解能低速中性子検出器も生まれ,基礎科学,応用の両方での使用が期待されている.本稿ではそれらの状況と展望を報告する.(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感光材料  ,  宇宙線・天体物理観測技術  ,  放射線検出・検出器 

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