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J-GLOBAL ID:202002251678379384   整理番号:20A2241843

ネコブセンチュウ抵抗性サツマイモ栽培品種の前栽培による次作物に対するネコブセンチュウ被害の抑制

Suppression of Root-knot Nematode Damage to Next Crop by Prior Cultivation of Root-knot Nematode-resistant Sweet Potato Cultivars
著者 (3件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 201-209(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: Y0175A  ISSN: 0021-3551  CODEN: JARJA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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サツマイモ(Ipomoea batatas(L.)Lam.)は日本および世界中での主要な作物である。サツマイモ品種「黄金千貫」はネコブセンチュウMeloidogyne incognitaによる被害を受けやすい。著者らはセンチュウ個体群密度の抑制に及ぼす新しい抵抗性品種を作付する効果と,後続する「黄金千貫」作物への被害を調査した。「黄金千貫」は2つの抵抗性品種(「大地の夢」と「こなみずき」)を用いて栽培した。「大地の夢」と「こなみずき」の根はほとんど損傷されず,一方「黄金千貫」は重度に損傷した。次の春において,作土層土壌(10~15cm)中のセンチュウ個体群密度は「大地の夢」と「こなみずき」の作付け後に低かった。「大地の夢」と「こなみずき」の作付け後の「黄金千貫」の塊茎に対するセンチュウの被害は,「黄金千貫」作付け後のものと比較してわずかに抑制された。これらの栽培品種の作付けはセンチュウ密度を抑制し,サツマイモへの被害を低減する有効な方法である。海外でも抵抗品種の可能性を明らかにすることにより,センチュウ抑制作物としてサツマイモの利用が可能であると考える。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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線虫による植物被害  ,  栽培的防除  ,  いも類 
引用文献 (55件):
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