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J-GLOBAL ID：202002251694510110   整理番号：20A2199037

カーボンブラック回収のための熱分解による廃タイヤのリサイクル:天然ゴムコンパウンドのための代替及び環境に優しい強化充填剤【JST・京大機械翻訳】

Recycling of waste tire by pyrolysis to recover carbon black: Alternative & environment-friendly reinforcing filler for natural rubber compounds

著者 (3件)： Dwivedi Chandresh (BITS Pilani, K K Birla Goa Campus, South Goa, India) ,  Manjare Sampatrao (BITS Pilani, K K Birla Goa Campus, South Goa, India) ,  Rajan Sushil K. (Koura Business Group, an Orbia Group of Companies, Vadodara, Gujarat, India)
資料名： Composites. Part B. Engineering  (Composites. Part B. Engineering)
巻： 200  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： W0437B  ISSN： 1359-8368  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自動車廃棄物タイヤの処分は世界的に環境問題が増加している。廃タイヤのリサイクルは,タイヤがポリマー-フィラー材料の化学的架橋によって製造されるので,挑戦的である。廃タイヤ処分に利用できる多様な処分方法の中で,熱分解は有望なリサイクルアプローチと考えられている。熱分解法は,数百トンの廃タイヤをガス状,液体,および炭素に富む固体(RCB)画分に変換する可能性を示し,主に,従来のカーボンブラック(CB)からの炭素画分と,タイヤ建築中に使用される無機成分を含む。従来のCBの生産と利用による多くの環境問題のため,工業主義者間の幅広いコンセンサスは,CBを等しく効果的な材料に置換することである。RCBは,二重汚染問題を解決するポリマーマトリックス中の従来のCBを置き換える可能性を有する。本研究では,バッチ熱分解から得られたRCBを,Fourier変換赤外分光法,走査電子顕微鏡,およびX線回折によって調べた。BET法で推定したRCBの表面積,DBP油吸収試験を行い,RCBの構造を理解した。RCBは,低い構造を示したが,表面官能基は,酸性ベースの複雑な材料を含むことが分かった。最後に,RCBを汎用コンベヤベルトの天然ゴムベースゴム化合物に用いて,市販グレードN330CBの代替品としてその実用可能性を調べた。RCB強化複合材料の機械的特性は,従来のCB負荷複合材料より低いことが分かった。しかし,補強と目標特性の最適バランスを得るために,従来のCBとRCBの組合せを用いて限界を克服できる。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： X線回折 ,  機械的性質 ,  走査電子顕微鏡 ,  *熱分解 ,  自動車 ,  炭素 ,  *天然ゴム ,  *タイヤ ,  *カーボンブラック ,  充填材料 ,  FTIR分光法 ,  BET法
準シソーラス用語： 官能基 ,  *廃タイヤ ,  環境問題 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： リサイクリング ,  Electron顕微鏡法 ,  表面分析 ,  レオロジー特性 ,  機械的性質

分類 (2件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  強化プラスチックの成形  (YH04060J)

タイトルに関連する用語 (9件)： カーボンブラック ,  熱分解 ,  廃タイヤ ,  リサイクル ,  天然ゴム ,  コンパウンド ,  代替 ,  環境 ,  強化充填剤