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J-GLOBAL ID:202002251721854554   整理番号:20A1950230

カラムフィルタシステムを用いた廃水からのリン酸塩除去用の酸化鉄による製鋼スラグの効率と機構【JST・京大機械翻訳】

Efficiencies and mechanisms of steel slag with ferric oxides for removing phosphate from wastewater using a column filter system
著者 (4件):
資料名:
巻: 27  号: 28  ページ: 35184-35194  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4325A  ISSN: 0944-1344  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,合成廃水からリンを除去するスラグフィルタ媒体の効率と機構を研究することを目指した。高酸化鉄(Fe_2O_3)の製鋼スラグを電気アーク炉(EAF)に供し,フィルタ媒体(HFe)として選択した。HFeの化学特性をpH,ゼロ電荷点(PZC)およびXRFを用いて決定した。リン除去効率を,非通気HFe(UEF)と通気HFe(AEF)システムで設計した垂直製鋼スラグカラム岩石フィルタで研究した。HFeの微細構造を,FTIR,XRD,およびSEM-EDX分析によって分析した。XRFの結果は,酸化第二鉄(Fe_2O_3)が26.1~38.2%の範囲であることを明らかにした。フィルタHFeのためのPZCは,pH10.55±0.27で記録した。最も高い効率は,pH3とpH5でUEFとAEFシステムによって記録された(pH3で89.97±4.02%と79.95±6.25%,UEFとAEFでpH5で72.97±8.38%と66.00±12.85%)。これらの知見は,UEFシステムより高い除去を示すAEFが,リン除去に重要な役割を果たすAEFにおける高いFe濃度の存在によるかもしれないことを示した。HFeの表面に利用可能な主な元素は,炭素, 酸素, 鉄, カルシウム, マグネシウム, ケイ素, 白金,硫黄,マンガン,チタンおよびアルミニウムを含んだ。XRD分析は,カルシウムと鉄リン酸塩としてのオルトリン酸塩の沈殿が,FT-IR分析を用いて確認されるように,除去機構であることを示した。これらの知見は,廃水からのリン除去におけるHFeの効率を実証した。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水,廃水の物理的処理  ,  製鋼 

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