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J-GLOBAL ID：202002251755911213   整理番号：20A1312518

日本の都市豪雨流出管理のための降雨庭園の洪水軽減機能

Flood mitigation function of rain gardens for management of urban storm runoff in Japan

著者 (5件)： Zhang Linying (Graduate School of Global Environmental Studies, Kyoto University, Kyoto, Japan) ,  Oyake Yui (Faculty of Human Environments, University of Human Environments, Okazaki, Japan) ,  Morimoto Yukihiro (Graduate School of Global Environmental Studies, Kyoto University, Kyoto, Japan) ,  Niwa Hideyuki (Faculty of Bioenvironment, Kyoto University of Advanced Science, Kameoka-shi, Japan) ,  Shibata Shozo (Graduate School of Global Environmental Studies, Kyoto University, Kyoto, Japan)
資料名： Landscape and Ecological Engineering (Web)  (Landscape and Ecological Engineering (Web))
巻： 16  号： 3  ページ： 223-232  発行年： 2020年 
JST資料番号： U2163A  ISSN： 1860-1871  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 都市浸水は,不浸透性表面による被覆と気候変動と変動からの降雨強度の増加から生じ,雨水が地上に浸透し,過剰な表面流出が都市氾濫をもたらすことを意味する。関連する環境および安全リスクを減らすために,降雨および地下水位研究を,2つの雨園(RG1およびRG2)を有する京都府において実施し,タンクモデルを用いて洪水軽減機能を調査した。2017年7月14日から2017年11月25日までのモニタリングの134日の間,RG1は63.94%の平均流出制御比率を有する7つの越流事象を生じ,RG2は95.97%の比率を有する1つの事象を生じた。RG1タンクモデル(2段階)は,第1と第2深さの初期貯蔵が,それぞれ6.912×10^-11と0mmであることを示した。放電孔の高さは,第1ステージで20.857と0.784mm,第2ステージで0.659mmであり,第1ステージで放電ホール係数は0.529と0.002であり,第2ステージで0.004であった。結果は,RG1が,0.017(<0.02)の水収支誤差と0.922のNash-Sutcliffe効率係数で,0.138(第1段階)と0.254(第2段階)の浸透孔係数を持ち,1段階タンクモデルでRG2より良い信頼性と品質を示した。緩和のためのピーク流量シミュレーションは,RG1が高いオーバフロー制御比(100mm/hの瞬間降雨に対して2時間)を有し,従って日本の他の都市地域に対して適切と考えられることを示した。Copyright International Consortium of Landscape and Ecological Engineering 2020 Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 日本 ,  *都市 ,  *豪雨 ,  流出 ,  庭 ,  *洪水 ,  表面 ,  気候変動 ,  リスク ,  安全性 ,  *降雨 ,  地下水位 ,  京都府 ,  *貯蔵 ,  放電
準シソーラス用語： 降雨流出 ,  庭園 ,  不浸透面 ,  環境リスク

著者キーワード (4件)： 雨の庭 ,  タンクモデル ,  雨水流出 ,  洪水軽減

分類 (1件)： 都市問題,都市防災  (RD01030O)

タイトルに関連する用語 (7件)： 日本 ,  都市 ,  豪雨 ,  流出 ,  降雨 ,  庭園 ,  洪水