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J-GLOBAL ID:202002252091544224   整理番号:20A0064548

レゾルビンD1は機械的痛覚過敏に関連する侵害受容性三叉神経ニューロンの炎症誘発興奮性亢進を抑制する【JST・京大機械翻訳】

Resolvin D1 suppresses inflammation-induced hyperexcitability of nociceptive trigeminal neurons associated with mechanical hyperalgesia
著者 (5件):
資料名:
巻: 154  ページ: 61-67  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0090A  ISSN: 0361-9230  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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7S,8R,17S-トリヒドロキシ-4Z,9E,11E,13Z,15E,19Z-ドコサヘキサエン酸(レゾルビンD1[RvD1])はドコサヘキサエン酸(DHA)から生合成され,顕著な抗炎症効果を示す脂質メディエーターの新規ファミリーに属する。しかしながら,in vivo条件下での侵害受容ニューロンの炎症誘発過興奮性に対するRvD1の影響は,決定されていない。したがって,本研究は,in vivo条件下で,RvD1の全身投与がラットの痛覚過敏に関連する脊髄三叉神経核尾状核(SpVc)広ダイナミックレンジ(WDR)ニューロンの炎症誘発過興奮性を減弱できるかどうかを調べた。完全なFreundのアジュバント誘導炎症を有するラットの口腔顔面領域に適用した機械的刺激からの脱出の閾値は,無処置ラットにおけるよりも有意に低かった。炎症を伴うラットにおける機械的閾値の低下は,RvD1(3ng/kg,i.p.)の3日間の投与後に対照レベルに戻った。炎症を有するラットにおけるSpVc WDRニューロンの平均放電頻度は,非有害および有害機械刺激の両方に対するRvD1投与後に有意に減少した。炎症を伴うラットにおけるSpVc WDRニューロンの自発放電の増加も,RvD1投与後に有意に減少した。RvD1投与後,炎症を伴うラットにおける有害なピンチ誘発後放電頻度と発生は有意に減少した。炎症ラットにおける受容野の拡大もRvD1投与後に対照レベルに戻った。これらの結果は,RvD1の投与が炎症性痛覚過敏症に関連するSpVc WDRニューロンの炎症誘発過興奮性を減弱することを示唆する。これらの知見は,DHAから誘導されたRvD1は,DHA自身と同様に,炎症性痛覚過敏症の緩和のための潜在的な補完的または代替的治療薬であるという考えを支持する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  向精神薬の基礎研究  ,  精神科の基礎医学 

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