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J-GLOBAL ID：202002252192466181   整理番号：20A0703917

化粧品における配合成分の検査結果(平成28~29年度)

The Analytical Results of Ingredients in Cosmetics (April 2016 to March 2018)

著者 (9件)： 成瀬敦子 (東京都健康安全研究セ) ,  橋本秀樹 (東京都健康安全研究セ) ,  齋藤友里 (東京都健康安全研究セ) ,  立川孟 (東京都健康安全研究セ) ,  中村絢 (東京都健康安全研究セ) ,  蓑輪佳子 (東京都健康安全研究セ) ,  鈴木仁 (東京都健康安全研究セ) ,  猪又明子 (東京都健康安全研究セ) ,  守安貴子 (東京都健康安全研究セ)
資料名： 東京都健康安全研究センター研究年報  (Annual Report of Tokyo Metropolitan Institute of Public Health)
号： 70  ページ： 85-94  発行年： 2020年03月 
JST資料番号： G0682A  ISSN： 1348-9046  CODEN： TKAKC7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成28~29年度に搬入された化粧品176製品について,ホルマリン,防腐剤,紫外線吸収剤,タール色素,承認化粧品成分の製品への表示状況及び検査結果をまとめた.配合禁止成分であるホルマリンは,ホルムアルデヒドとして検査し,ホルムアルデヒドを検出した製品は1製品であった.防腐剤については,パラオキシ安息香酸エステル類やフェノキシエタノールの検出頻度が高かった.化粧品基準に定められた最大配合量を超過した濃度の防腐剤を検出した製品はなかった.また,表示されていない防腐剤を検出した製品は13製品であった.紫外線吸収剤については,パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシルの検出頻度が高かった.最大配合量を超過した濃度の紫外線吸収剤を検出した製品はなかった.また,表示されていない紫外線吸収剤を検出した製品はなかった.タール色素については,黄色4号の検出頻度が高かった.承認化粧品成分については,グリチルリチン酸ジカリウムの検出頻度が高かった.最大配合量を超過した濃度の承認化粧品成分を検出した製品はなかった.(著者抄録)

シソーラス用語： *化粧品 ,  分析 ,  防腐剤 ,  紫外線吸収剤 ,  色素 ,  成分 ,  *規格値 ,  犯罪 ,  *品質検査 ,  脂肪族アルデヒド
準シソーラス用語： *基準値 ,  承認化粧品成分 ,  *成分分析 ,  法違反 ,  タール色素

分類 (1件)： 化粧品  (YG03030S)

物質索引 (1件)： ホルムアルデヒド

引用文献 (13件)：

• 厚生省医薬安全局長:医薬発第990号,化粧品規制緩和に係る薬事法施行規則の一部改正等について,平成12年9月29日.
• 化粧品基準,平成12年9月29日,厚生省告示第331号,平成31年3月20日改正.
• 厚生労働省医薬食品局審査管理課長:薬食審査発第0524001号,化粧品に配合可能な医薬品の成分について,平成19年5月24日.
• 鈴木淳子,蓑輪佳子,中村 絢,他:東京健安研セ年報,64,61-69,2013.
• 中村 絢,蓑輪佳子,鈴木淳子,他:東京健安研セ年報,65,77-85,2014.

タイトルに関連する用語 (3件)： 化粧品 ,  配合 ,  検査結果