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J-GLOBAL ID:202002252249269689   整理番号:20A0550516

飛行時間二次イオン質量分析によるマウス全成長卵母細胞の3D再構築のための新規アプローチ【JST・京大機械翻訳】

A novel approach for 3D reconstruction of mice full-grown oocytes by time-of-flight secondary ion mass spectrometry
著者 (8件):
資料名:
巻: 412  号:ページ: 311-319  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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現在,飛行時間二次イオン質量分析(ToF-SIMS)による生物学的試料の3D再構成のための2つの技術が存在する。第一は,微小切開と連続切片画像の組み合わせに基づいて,組織に対して成功裏に適用され,一方,第二は,スパッタ深さプロファイリングに基づいて,細胞に対して広く使用されている。本研究では,単一細胞完全に成長したマウス胚小胞(GV)卵母細胞のToF-SIMS 3Dイメージングのための切片技術の初めての成功した適応を報告する。さらに,細胞内オルガネラの三次元再構成のために,微小切開を個々の平坦切片のスパッタ深さプロファイリングと組み合わせた。GV卵母細胞切片化により,表面トポグラフィーと不均一エッチング深さに関連するアーチファクトを含まない分子特異的3Dマップを得ることができた。個々のフラットスライスのスパッタ深さプロファイリングは,卵母細胞内の特異的オルガネラの微細構造を明らかにした。異なる卵母細胞オルガネラ(細胞質,胚小胞,膜,卵丘細胞)をイオン画像上で提示した。「核小体様体」(NLB)と呼ばれる異型核小体は,それぞれ核酸と蛋白質によって生成されたPO_3-とCN-イオンにおける胚小胞内で検出された。NLB中心領域とNLB境界におけるPO_3-強度の有意差が見出された。この差は中心領域周辺の明るいハローとして現れる。PO_3-およびCN-イオン画像に対して計算したNLBサイズはそれぞれ12.9±0.2μmおよび11.9±0.2μmであり,PO_3-イオンの明るいハローがNLB表面上のクロマチン圧縮であることを示唆した。PO_3-およびCN-シグナルの増加を伴う核質内部の約1.0~2.5μmサイズのAreasが,胚小胞において登録された。観察された区画は異なる大きさと形状を有し,それらは染色体または染色体に起因すると思われる。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
質量分析  ,  固体の表面構造一般 

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