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J-GLOBAL ID：202002252346921075   整理番号：20A0230755

円偏光フェムト秒レーザパルスによるタングステンナノチップからのレーザ誘起電界放出【JST・京大機械翻訳】

Laser-induced field emission from a tungsten nanotip by circularly polarized femtosecond laser pulses

著者 (4件)： Yanagisawa Hirofumi (Physics Department, Ludwig-Maximilians-Universitaet Munich, D-85748 Garching, Germany; Max Planck Institute of Quantum Optics, D-85748 Garching, Germany; and Institute for Quantum Electronics, ETH Zurich, CH-8093 Zurich, Switzerland) ,  Greber Thomas (Physik-Institut, Universitaet Zurich, CH-8057 Zurich, Switzerland) ,  Hafner Christian (Institute of Electromagnetic Fields, ETH Zurich, CH-8092 Zurich, Switzerland) ,  Osterwalder Juerg (Physik-Institut, Universitaet Zurich, CH-8057 Zurich, Switzerland)
資料名： Physical Review. B  (Physical Review. B)
巻： 101  号： 4  ページ： 045406  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0746A  ISSN： 2469-9950  CODEN： PRBMDO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 円偏光フェムト秒レーザパルスにより誘起されたタングステンナノチップからの電子の放出パターンとエネルギースペクトルを調べた。発光パターンの変化は円偏光の異なるヘリシティに対して観測されたが,エネルギースペクトルはほとんど同一であった。放出パターンにおけるこの差の背後にある物理は,先端頂点上の表面電磁波の伝搬方向の変化である。エネルギースペクトルは,低エネルギーピークとプラトー特徴である強磁場領域における直線偏光レーザと同じ分光学的特徴を示した。低エネルギーピークは,即発発光に関する遅延電子放出に起因する。実験データとプラズモンシミュレーションは,観測された遅延放出過程が非弾性再散乱過程に由来するという著者らの以前の結論を支持する。本研究は,円偏光の使用が,ナノメートルおよびフェムト秒スケールでのナノチップからの空間的および時間的放出を制御するための余分なノブを追加するための容易な手段であることを実証した。これはヘリシティ駆動サブサイクル光スイッチとしての応用を見出すことができた。Copyright 2020 The American Physical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 非弾性 ,  強磁場 ,  発光 ,  再散乱 ,  直線偏光 ,  シミュレーション ,  光スイッチ ,  *電界放出 ,  光学的性質 ,  プラズモン ,  エネルギー分布 ,  *タングステン ,  *レーザ ,  ヘリシティ ,  *円偏光

分類 (1件)： 電子分光スペクトル  (BM09060K)

タイトルに関連する用語 (4件)： 円偏光 ,  フェムト秒レーザパルス ,  レーザ誘起 ,  電界放出