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J-GLOBAL ID:202002252347552687   整理番号:20A2780693

非妊娠雌ブタにおける外因性ホルモン処理による人工乳汁分泌

Artificial lactation by exogenous hormone treatment in non-pregnant sows
著者 (5件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 453-458(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: F0766A  ISSN: 0916-8818  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は乳汁分泌が非妊娠雌ブタにおいて外因性ホルモン処理によって誘発できるかどうかを判定することであった。実験1では,偽妊娠ブタを4つの群分けて,1)5日前に5mgのエストラジオールジプロピオナート(EDP)(n=4),2)10日前に5mgのEDP(n=3),3)5日前に10mgのEDP(n=3),または4)PGF処理の10日前に10mgのEDP10(n=3)を給与した。人工乳汁分泌は外因性ホルモン処理により7頭の偽妊娠雌ブタ(53.8%)で誘発された。人工乳汁分泌の誘発率に及ぼすEDP投与またはEDP処理からPG処理までの間隔のいずれにおいても有意な影響は無かった。実験2では乳汁試料を人工乳汁分泌および自然乳汁分泌の雌ブタ(n=6)から採取した。両群から採取した乳中のIgGとIgA濃度は実験期間中の時間と有意に相関した。人工乳汁分泌の雌ブタにおけるPGF処理の24時間後の乳IgG濃度は乳汁分泌雌ブタの初乳より高かった。実験3ではEDP処理有り(n=3)または無し(n=3)の偽妊娠雌ブタのホルモンプロファイルを測定した。群間でPGF処理の8日前,7日前および5日前のエストラジオール-17β濃度に有意差がみられた。プロゲステロンとプロラクチン濃度は群間で差はなかった。本研究から,乳汁分泌は非妊娠雌ブタにおいて外因性ホルモン処理によって誘発され,これらの雌豚から採取した乳汁には高濃度の免疫グロブリンが含まれていることが初めて明らかになった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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飼養管理  ,  豚 
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