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J-GLOBAL ID:202002252540438944   整理番号:20A1719830

表面処理による銅端子とアルミ電線の間に生じるガルバニック腐食の防止

Prevention of Galvanic Corrosion between Copper Terminals and Aluminum Wires by Surface Treatment
著者 (5件):
資料名:
巻: 59  ページ: 184-188  発行年: 2020年08月01日 
JST資料番号: S0603A  ISSN: 1347-7234  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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アルミニウムワイヤーハーネスのAlワイヤとCu端子の間に起こるガルバニック腐食を表面処理によって防止する研究を行った。亜鉛をスズ電着物に2wt%またはそれ以上添加すると,腐食電位はアルミニウムの孔食電位より低くなり,アルミニウムワイヤを保護できた。SnとZnを合金化する方法として,電着方法,ZnアンダープレートからSn表面へZnを供給する方法,およびSnとZnをリフローする方法を比較した。その結果,電着による方法では,ZnはSn層の濃縮相として析出した。Znの濃縮相は初期に溶解し,低電位を保つ効果は長時間維持されなかった。SnとZnをリフローする方法は,防食効果において他の方法より劣っていた。ZnアンダープレートからSn表面へZnを供給する方法は,Sn相とZn相が分離される電着Sn-Zn合金と比較して,長期間にわたって優れた防食効果を示した。本研究で見出した表面処理は,通常,アルミニウムワイヤーハーネスに用いられる樹脂モールド処理などの防食処理が不要になり,アルミニウムワイヤーハーネスの小型化とコスト低減に貢献できるものと期待される。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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接続部品  ,  電気めっき  ,  防食 
タイトルに関連する用語 (5件):
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