文献
J-GLOBAL ID:202002252609829847   整理番号:20A0427879

水溶液中のD-グルコースの真空紫外電子円偏光二色性研究【JST・京大機械翻訳】

Vacuum Ultraviolet Electronic Circular Dichroism Study of d-Glucose in Aqueous Solution
著者 (2件):
資料名:
巻: 124  号:ページ: 642-651  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0334B  ISSN: 1089-5639  CODEN: JPCAFH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
d-グルコース,α-D-グルコピラノース及びβ-D-グルコピラノースの真空紫外(VUV)電子円偏光二色性(ECD)スペクトルをシンクロトロン放射VUV-ECD分光光度計を用いて163nmまでの水溶液中で測定し,明示的水分子を用いた分子動力学(MD)シミュレーション及び時間依存密度汎関数理論(TDDFT)を用いて理論的に解析した。理論的に計算されたスペクトルは実験的に観測されたスペクトルを良く再現し,VUV-ECDはC-1におけるヒドロキシル基のα-アノマー及びβ-アノマ配置及びC-5におけるヒドロキシメチル基の3つのgauche(G)及びtrans(T)回転異性体立体配座(GT,GG及びTG)に依存する独特のスペクトルを示した。これらの独特のスペクトルは,3つの回転異性体に対するC-5におけるヒドロキシメチル基周辺の分子内水素結合のパターンの違い,及び2つのアノマに対するC-1におけるヒドロキシル基周辺の相違に起因すると考えられる。これらの分子間相互作用の強さは,対応する発色団の周りの水和度が減少するにつれて増加し,水和が回転異性体およびアノマー構造を安定化するための重要な因子であることを示唆した。回転異性化及びアノマー化機構を,分子内相互作用の相違及び回転異性体及びアノマー構造間の水和度の観点からさらに考察した。この知見は,VUV-ECD分光法が単糖類の平衡構造を特性化するための有用なツールであることを示した。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子の立体配置・配座  ,  物理化学一般その他 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る