文献

J-GLOBAL ID：202002252691389561   整理番号：20A1113649

スルホンヒドラジド結合の酸化的開裂によるタリウム(III)イオンの二重シグナリング【JST・京大機械翻訳】

Dual signaling of thallium(III) ions via oxidative cleavage of a sulfonhydrazide linkage

著者 (6件)： Lee Yu Jeong (Department of Chemistry, Chung-Ang University, Seoul, 06974, Republic of Korea) ,  Choi Myung Gil (Department of Chemistry, Chung-Ang University, Seoul, 06974, Republic of Korea) ,  Yoo Jae Hoon (Department of Chemistry, Chung-Ang University, Seoul, 06974, Republic of Korea) ,  Park Tae Jung (Department of Chemistry, Chung-Ang University, Seoul, 06974, Republic of Korea) ,  Ahn Sangdoo (Department of Chemistry, Chung-Ang University, Seoul, 06974, Republic of Korea) ,  Chang Suk-Kyu (Department of Chemistry, Chung-Ang University, Seoul, 06974, Republic of Korea)
資料名： Journal of Photochemistry and Photobiology. A. Chemistry  (Journal of Photochemistry and Photobiology. A. Chemistry)
巻： 394  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0721B  ISSN： 1010-6030  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： タリウムは様々な研究および工業的応用に広く使われているが,非常に毒性がある。本研究では,ローダミン-ダンシルヒドラジド抱合体の酸化的開裂によるTl3+の選択的で高感度な定量のための新規な反応に基づく二重シグナル伝達プローブを開発した。設計したプローブはTl3+に対して顕著な比色及び蛍光シグナル伝達挙動を示し,検出限界は1.3×10~7M(0.027ppm)で,他の一般的金属イオン,アニオン及び酸化剤に対する選択性を示した。Tl3+シグナル伝達過程は2分以下を必要とし,4.0~5.5の範囲内で溶液pHにより影響されなかった。しかし,シグナルはpH6.0以上で有意に減少した。設計したプローブの実用的適用性を実証するために,市販試薬中のTl3+の定量のための簡単で便利な比色分析法を,容易に利用可能な信号捕捉装置としてオフィススキャナを用いて確立した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 蛍光 ,  プローブ ,  *タリウム ,  比色分析 ,  *スルホン ,  走査装置 ,  アニオン ,  *ヒドラジド ,  検出限界 ,  高感度 ,  金属イオン
準シソーラス用語： 抱合体 ,  酸化的開裂 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Tl3+センシング ,  スルホンヒドラジド ,  デュアルシグナリング ,  酸化的開裂 ,  オフィススキャナ

分類 (2件)： 光化学反応  (CB08020F) ,  分析機器  (CC02020S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 酸化的開裂 ,  タリウム ,  イオン ,  シグナリング