文献
J-GLOBAL ID:202002252707363486   整理番号:20A0610248

イソリキリチゲニンはNrf2-HO1/JNK-ERK/ミトコンドリア経路を介してゼブラフィッシュ胚/幼生における発生毒性と酸化ストレス仲介アポトーシスを誘発する【JST・京大機械翻訳】

Isoliquiritigenin triggers developmental toxicity and oxidative stress-mediated apoptosis in zebrafish embryos/larvae via Nrf2-HO1/JNK-ERK/mitochondrion pathway
著者 (16件):
資料名:
巻: 246  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
イソリキリチゲニン(ISL)はカンゾウの根に見られる新興の天然フラボノイドであり,抗酸化,抗腫瘍,抗炎症,抗アレルギー,心臓保護,肝保護及び神経保護特性を示す。しかし,胚発生におけるISLの影響はまだ解明されておらず,その標的器官毒性と有害な副作用の基礎となる機構はまだ不明である。本研究では,ISLの発生毒性効果とその基礎となる機構を研究するためにゼブラフィッシュ胚を用いた。受精後4~96時間(hpf)の賦形剤対照(0.1%DMSO)またはISL溶液のどちらかで処理したゼブラフィッシュ胚は,ISL曝露が心臓,肝臓および神経系における重度の発生毒性を抑制することを示した。死亡率と形態異常も観察した。高濃度のISL曝露は,異常な表現型および心膜浮腫,水泳膀胱欠損,卵黄保持,湾曲体形状および体長の短縮を含む胚奇形を生じた。さらに,ISL曝露は,運動行動の低下を伴うドーパミン作動性ニューロンの有意な損失をもたらした。アポトーシス細胞は主に96hpf胚の心臓領域に位置していた。さらに,ISLは活性酸素種のレベル,脂質過酸化含量を有意に増加させ,抗酸化酵素活性を低下させた。アポトーシス関連遺伝子Bad,Cyt c,カスパーゼ-9,カスパーゼ-3およびBax/Bcl-2の発現パターンは,ISLにより誘発された酸化ストレス誘導アポトーシスがNrf2-HO1/JNK-ERK/ミトコンドリア経路の関与を示唆することを示した。結論として,ここでは,ゼブラフィッシュ胚におけるISL誘導用量依存性発生毒性を示す最初の証拠を提供する。さらに,胚における遺伝子発現パターンは上記と相関し,発生毒性の潜在的遺伝的機構を明らかにした。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物に対する影響 
タイトルに関連する用語 (13件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る