文献
J-GLOBAL ID:202002252786400868   整理番号:20A2738839

バイオ水素精製用天然土壌吸着材のアンモニア吸着特性

Ammonia Adsorption Properties of Natural Soil Adsorbent for Biohydrogen Purification
著者 (5件):
資料名:
巻: 99  号:ページ: 136-142(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U1021A  ISSN: 1882-6121  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究は,環境負荷低減及び燃料電池の普及を勘案し,バイオマス原料を間接熱分解により生産されるバイオ水素の精製に着目した。バイオマス原料からの熱的処理により合成される生成ガスには,H2S,HCl 及びNH3などの不純物が含まれ,これらの不純物は,最終製品となる水素燃料が供給される燃料電池の性能を著しく低下させる。一方で,不純物を除去させる精製過程について,LCA(ライフサイクルアセスメント)視点により検討した場合,精製に伴う間接的なエネルギー投入だけでなく吸着材の環境負荷も大きな影響を与える。これらの緩和策を検討した場合,繰り返し利用が可能な吸着材の利用,もしくは,繰り返し使用ができない化学吸着であっても天然素材による吸着材の利用が候補となろう。したがって,本研究では,NH3の吸着性能に焦点を当て,人工吸着材であるHAS-Clay(Hydroxyl Aluminum Silicate Clay)とアロフェンを含む鹿沼土の2種類の吸着材に着目した。この2つの吸着材の性能を実験的に評価し,最大吸着量を評価した結果,HAS-Clayでは2.90 g NH3/100 gとなり,鹿沼土では2.02 g NH3/100 gとなった。また,これらの性能結果をもとに,LCA指標である地球温暖化指標及び資源枯渇性指標を検討した結果,いずれも鹿沼土の方が環境負荷低減につながることが示唆された。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
気体燃料の精製  ,  吸着剤 
引用文献 (15件):
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る