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J-GLOBAL ID:202002252848333804   整理番号:20A0973884

腸閉塞に発症したEBウイルス陽性粘膜皮膚潰瘍の1例【JST・京大機械翻訳】

A rare case of Epstein-Barr virus-positive mucocutaneous ulcer that developed into an intestinal obstruction: a case report
著者 (12件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 1-7  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7426A  ISSN: 1471-230X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Epstein-Barrウイルス陽性粘膜皮膚潰瘍(EBV-MCU)は,成熟B細胞新生物の新しいカテゴリーである。潰ようは口腔咽頭粘膜,皮膚,消化管に発生する。EBV-MCUの発症は,免疫抑制剤の使用と老化を含む患者の免疫低下に関連することが示唆される。EBV-MCUは自発的に退縮し,免疫抑制剤の投与量減少または中止後,または追跡調査中にしばしば良性の経過を有する可能性がある。ここでは,EBV-MCUから生じる腸閉塞に対する外科的切除を必要とした患者の症例を報告する。日本人高齢男性は左上腹部痛,食欲不振,体重減少を主訴に来院した。腹部CTおよび総結腸鏡検査(TCS)は横行結腸に周性潰瘍を伴う腫瘍を明らかにしたが,この病変の生検標本の組織病理学的分析は非特異的炎症のみを示した。腫瘍は時間中に自然に退縮したため,他の病院から第2の意見を得るために試験を行い,TCSを患者に再施行した。TCSは,腫瘍がサイズで減少し,周囲の粘膜の炎症性変化が改善する傾向があることを明らかにした。しかし,スカーリングによる周囲粘膜の強化が観察された。生検標本の他の組織病理学的分析は,粘膜の広範な浸食と,大腸の粘膜組織への種々の炎症細胞の著しい浸潤を伴う肉芽組織の形成を示した。さらに,Bリンパ球抗原CD20陽性B細胞のいくつかはEBVコード化小RNA-1に対しても陽性であり,EBV-MCUの可能性を示唆した。その後,腫瘍は腸閉塞に進展した。したがって,横行結腸を切除した。切除標本の病理組織学的分析は,EBER-1陽性細胞に加えて,散在性のホジキンキンおよびReed-Sternberg様多核化大B細胞を示した。患者は最終的にEBV-MCUと診断された。これは,外科的切除を必要とする腸閉塞に発展したEBV-MCUの症例の最初の報告である。消化管内の潰よう性病変や腫瘍性病変を検討する際には,EBV-MCUの可能性を考慮する必要がある。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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消化器の疾患  ,  消化器の診断 
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