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J-GLOBAL ID：202002253029904264   整理番号：20A0838971

発生中のドーパミンの増加により引き起こされる運動の障害は,後期段階のゼブラフィッシュ幼生において維持される【JST・京大機械翻訳】

Impairment of motor but not anxiety-like behavior caused by the increase of dopamine during development is sustained in zebrafish larvae at later stages

著者 (8件)： de Souza Lima Ana Carolina Monteiro (Nucleo de Neurociencias, Department of Physiology and Biophysics, Universidade Federal de Minas Gerais, Belo Horizonte, Brazil) ,  de Alvarenga Kevin Augusto Farias (Laboratorio de Neurociencias and Centro de Tecnologia em Medicina Molecular, Department of Mental Health, Universidade Federal de Minas Gerais, Belo Horizonte, Brazil) ,  Codo Beatriz Campos (Nucleo de Neurociencias, Department of Physiology and Biophysics, Universidade Federal de Minas Gerais, Belo Horizonte, Brazil) ,  Sacramento Erika Kelmer (Laboratorio de Neurociencias and Centro de Tecnologia em Medicina Molecular, Department of Mental Health, Universidade Federal de Minas Gerais, Belo Horizonte, Brazil) ,  Rosa Daniela Valadao Freitas (Laboratorio de Neurociencias and Centro de Tecnologia em Medicina Molecular, Department of Mental Health, Universidade Federal de Minas Gerais, Belo Horizonte, Brazil) ,  Souza Renan Pedra (Department of Genetics, Universidade Federal de Minas Gerais, Belo Horizonte, Brazil) ,  Romano-Silva Marco Aurelio (Laboratorio de Neurociencias and Centro de Tecnologia em Medicina Molecular, Department of Mental Health, Universidade Federal de Minas Gerais, Belo Horizonte, Brazil) ,  Souza Bruno Rezende (Nucleo de Neurociencias, Department of Physiology and Biophysics, Universidade Federal de Minas Gerais, Belo Horizonte, Brazil)
資料名： International Journal of Developmental Neuroscience  (International Journal of Developmental Neuroscience)
巻： 80  号： 2  ページ： 106-122  発行年： 2020年 
JST資料番号： H0905A  ISSN： 0736-5748  CODEN： IJDND6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多くの神経精神疾患はドーパミン作動性(DA作動性)と発生性仮説の両方に関連する。DA作動性受容体は発生中の脳で発現されるので,ドーパミン(DA)シグナル伝達の変化は脳発生とその結果としての行動を損なう可能性がある。著者らの以前の研究において,ゼブラフィッシュモデルを用いて,受精後3~5日(dpf)発生窓(GABA作動性ニューロン分化のための重要な窓)の間のDAの増加が5dpf幼生の運動行動に影響することを示した。本研究では,これらの行動変化が,より古い段階(7および14dpf)で幼生において維持されるかどうかを決定することを試みた。この仮説を試験するために,ゼブラフィッシュ幼生をDAで3から5dpfまで慢性的に処理した。薬物を洗浄した後,5,7および14dpf被験者の運動行動の最初の5および30分を記録し,分析した。移動エピソード,移動時間当たりの距離,移動エピソード当たりの移動時間,移動時間当たりの距離を分析した。さらに,3~5dpf発生ウィンドウ中のDAの増加は,5dpf幼生により開始される運動エピソードの数を減少させることを示した。また,5dpf DA処理幼生における他の運動行動パラメータの減少も検出した。これらの変化は7dpf幼生で持続することを観察した。しかしながら,14dpf幼生におけるこれらの一般的な運動変化は見られなかった。さらに,14dpf DA処理幼生における行動解析の最初の5分間において,距離の減少とエピソード当たりの移動時間の増加を検出した。最初の5分間の変化が不安様行動によるかどうかを試験するために,光/暗選好パラダイムを用いた。5dpf,7dpf,14dpf幼虫を5分間記録し,凍結の時間,光または暗所に対する嗜好性,暗所への侵入数,光における時間の割合を分析した。DAで処理された5dpf幼生は,それらの対照対応物と比較して,より多くの凍結,暗所へのより少ない通過,および光において使用されるより多くの時間を示すことを観察した。しかし,7dpfと14dpf幼生はこれらの変化を示さなかった。全体として,著者らの結果は,DAがゼブラフィッシュ運動行動の発達において役割を果たしていることを示唆し,さらに,いくつかの行動が発達中のDA作動性不均衡の影響に対して他より敏感であることを示唆する。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ゼブラフィッシュ ,  幼虫 ,  分化 ,  細胞情報伝達 ,  嗜好性 ,  受精 ,  受容体 ,  カテコールアミン ,  第一アミン
準シソーラス用語： 神経発生 ,  不安様行動 ,  行動解析 ,  慢性化 ,  GABA作動性ニューロン ,  精神神経疾患 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Danio rerio ,  ドーパミン ,  運動行動 ,  神経発達 ,  ゼブラフィッシュ

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  有機化合物の毒性  (GZ02030Y)

物質索引 (1件)： ドーパミン

タイトルに関連する用語 (6件)： ドーパミン ,  運動 ,  障害 ,  段階 ,  ゼブラフィッシュ ,  幼生