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J-GLOBAL ID：202002253281666803   整理番号：20A2397873

Liriomyza chinensis(双翅目:ハモグリバエ科)の大量飼育の方法

A method for mass-rearing Liriomyza chinensis (Diptera: Agromyzidae)

著者 (3件)： Urairi Chihiro (Institute of Vegetable and Floriculture Science, NARO, Tsu, Mie, Japan) ,  Kawai Akira (Institute of Vegetable and Floriculture Science, NARO, Tsu, Mie, Japan) ,  Takeda Mitsuyoshi (Institute of Vegetable and Floriculture Science, NARO, Tsu, Mie, Japan)
資料名： Applied Entomology and Zoology  (Applied Entomology and Zoology)
巻： 55  号： 4  ページ： 423-428  発行年： 2020年11月 
JST資料番号： F0555A  ISSN： 0003-6862  CODEN： APEZAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 長ネギAllium fistulosum L.の最も破壊的害虫の1つであるネギハモグリバエLiriomyza chinensis(Kato)(双翅目:ハモグリバエ科)の大量飼育方法を確立した。L.chinensisの一年中の産卵を可能にする3つの方法を調べた。4年間発生した成虫の数を記録することにより,以下のように最適な大量飼育法を決定した。産卵に用いたAllium fistulosum植物をポットで栽培し,温度および光周期をそれぞれ22°Cおよび14L:10Dに設定して成長チャンバー室を維持した。7日間で3回,Allium fistulosum植物を新しい植物セットに交換した。1日目に,300の成虫を飼育ケージに置いた。5日目に,別の100の発生成虫を飼育ケージに置いた。この飼育法を用いて,1日に1000以上のL.chinensis卵を得ることが可能である。著者らの目的は,L.chinensis卵での植物の人工接種による卵殺傷防御を評価する新しい方法を用いて,A.fistulosumの高度耐性系統を選択し,育種することである。本稿では,大量のL.chinensis卵を得るための大量飼育法を示した。Copyright The Japanese Society of Applied Entomology and Zoology 2020 Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ハモグリバエ科 ,  *飼育 ,  ネギ ,  産卵 ,  成虫 ,  温度 ,  時間 ,  害虫
準シソーラス用語： *Liriomyza chinensis ,  *大量飼育 ,  光周期

著者キーワード (5件)： Ston leek leafminer ,  Liriomyza chinensis(カト) ,  Allium fistulosum ,  大量生産 ,  ネギ

分類 (1件)： 昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U)

タイトルに関連する用語 (4件)： Liriomyza ,  双翅目 ,  ハモグリバエ科 ,  大量飼育