文献
J-GLOBAL ID:202002253283370619   整理番号:20A0046399

自貢地域の尿培養における分離菌の臨床分布及び薬剤耐性分析【JST・京大機械翻訳】

Clinical distribution and drug resistance of isolated bacteria in urine culture in Zigong area
著者 (6件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 1084-1090  発行年: 2019年 
JST資料番号: C2249A  ISSN: 1001-8689  CODEN: ZKZAEY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:自貢地区の泌尿器感染病原菌の臨床分布及び薬物耐性情況を把握し、臨床で合理的な抗菌薬使用に参考を提供する。方法:2017年の自貢地区のすべての三級総合病院の尿培養陽性菌株及び薬剤感受性結果を収集し、WHONET5.6及びSPSS19.0ソフトウェアを用いてデータを分析した。結果:合計2063の細菌を分離し、そのうちグラム陽性菌が18.5%を占め、グラム陰性菌が81.5%を占めた。5つの細菌のうち,大腸菌は53.4%を占め,次いで肺炎桿菌(9.3%),Enteroccusfaecium(6.3%),大便連鎖球菌(6.2%)および緑膿菌(4.6%)であった。5つの分離株の薬剤耐性は,以下の通りであった。大腸菌および肺炎桿菌はピペラシリン/トリアゾバクタム,セフォテタン,イルタペネム,イミペネムおよびアミカシンに対する耐性率が低く(<5%),その中の超広域スペクトルβ-ラクタマーゼ(ESBLs)菌の検出率は50.4%および35.4%であった。ペニシリン,アンピシリン,シプロフロキサシン,レボフロキサシン,モキシフロキサシンおよびエリスロマイシンに対するEnteroccusfaeciumの耐性率は高く(>90%),一方,リネゾリドに対する耐性率は0であった(<10%)が,キヌプチン/ダフォペプチンおよびバンコマイシンに対する耐性率は低かった(<10%)。大便連鎖球菌のペニシリン,アンピシリン,フラントインおよびリネゾリドに対する耐性率は低く(<5%),バンコマイシンに対する耐性率は0であった。緑膿菌は普通の抗菌薬に対する薬剤耐性が低く、そのうちイミペネムの薬剤耐性率は16.0%で、アミカシンの薬剤耐性は最低で、3.2%であった。異なる性間の病原菌のスペクトルは,男性の5つの細菌が大腸菌,肺炎桿菌,大便連鎖球菌,緑膿菌,およびEnteroccusfaeciumであり,一方,女性は大腸菌,肺炎桿菌,Enteroccusfaecium,Enteroccusfaecalis,および特異プロテオバクテリアであった。病原菌の年齢分布は主に7180歳と6170歳であり、未成年群の3位の細菌は大腸菌、Enteroccusfaeciumと肺炎桿菌であり、成人群と老年群の前3位の細菌はいずれも大腸菌、肺炎桿菌と大便連鎖球菌であった。大腸菌と肺炎桿菌は,アンピシリン/スルバクタム,セファゾリン,セフタジジム,セフトリアキソン,アズトレオナム,トブラマイシン,シプロフロキサシンおよびレボフロキサシンに対する耐性率に有意差があり(P<0.05),一方,Enteroccusfaecium,E.faecalisおよびL.coliの耐性率は,それぞれ,有意だった(P<0.05)。大便連鎖球菌と緑膿菌の薬物耐性率は,性差がなかった(P>0.05)。結論:自貢地区の泌尿器感染病原菌は大腸菌を主とし、異なる性別、異なる年齢群患者の病原菌スペクトル及び薬剤耐性スペクトルに差異がある。本地区のEnteroccusfaeciumの薬物耐性は深刻であり、できるだけ早く標的性抗感染治療を行うべきである。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染症・寄生虫症一般  ,  微生物学(ウイルス以外)一般  ,  感染症・寄生虫症の治療 

前のページに戻る