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J-GLOBAL ID:202002253452835654   整理番号:20A1130669

多重分光法を用いて調べた多価フェノールと魚類筋原線維蛋白質の結合機構への洞察【JST・京大機械翻訳】

Insights into the Binding Mechanism of Polyphenols and Fish Myofibrillar Proteins Explored Using Multi-spectroscopic Methods
著者 (8件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 797-806  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4368A  ISSN: 1935-5149  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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魚に存在する最も豊富な蛋白質として,筋原線維蛋白質(MP)は,保存中の魚の品質に影響を及ぼすように加水分解される可能性がある。最も一般的な抗酸化剤および抗菌剤のいくつかであるポリフェノールは,蛋白質分解を防ぐために淡水魚の保存および貯蔵に広く使用されている。しかし,それらの結合挙動と機構はまだ不明である。本研究では,2種類のポリフェノール(クロロゲン酸(CGA),クエルセチン(QUE))およびソウギョから抽出したMPの結合機構を,多重分光法により調べた。異なる分光法(蛍光分光法と同期蛍光分光法)を用いて,ポリフェノールと魚抽出MP間の相互作用モードを調べた。さらに,円偏光二色性分光法を用いて,異なる保存アプローチ下でのMPの微細構造変化を検出した。結果は,MPがCGAまたはQUEと相互作用するとき,ナノ複合材料が生成することを示した。CGAの添加はMPのα-ヘリックス含量に影響しなかったが,QUEは筋原線維蛋白質のβ-ターンを拡散し,α-ヘリックスの形成を促進した。同時に,MPに及ぼすCGA/QUEの蛍光消光効果は静的消光であり,結合定数,結合部位の数,およびMPの対応する熱力学パラメータを計算した。MPへのCGAの結合はvan der Waals力と水素結合に依存するが,QUEは静電相互作用に基づいてMPsに結合すると結論した。加えて,CGAによるMPsの蛍光消光はトリプトファンとチロシン残基に関連し,一方,MPsに及ぼすQUEの蛍光消光効果はトリプトファン残基にのみ関連した。Copyright Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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動物性水産食品 
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