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J-GLOBAL ID:202002253505444261   整理番号:20A2232187

ハイブリッドFc融合インターロイキン-7は炎症腫瘍微小環境を誘導し,癌免疫療法の有効性を改善する【JST・京大機械翻訳】

Hybrid Fc-fused interleukin-7 induces an inflamed tumor microenvironment and improves the efficacy of cancer immunotherapy
著者 (16件):
資料名:
巻:号:ページ: e1168  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3668A  ISSN: 2050-0068  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:Emerging oncotherapy戦略は,多数の腫瘍反応性CD8+T細胞を含む免疫刺激腫瘍微小環境(TME)の誘導を必要とする。T細胞ホメオスタシスサイトカインであるインターロイキン-7(IL-7)は抗腫瘍応答を誘導する。しかし,TMEに対するIL-7の寄与の根底にある詳細な機構は不明である。ここでは,TMEにおける適応および先天性免疫細胞の調節を介し,ハイブリッドFc融合長期作用組換えヒトIL-7(rhIL-7-hyFc)による抗腫瘍応答の誘導の基礎となる機構を検討した。方法:マウス同種腫瘍モデルにおけるrhIL-7-hyFc仲介抗腫瘍反応を評価した。腫瘍浸潤リンパ球(TILs)の細胞及び分子特徴及びrhIL-7-hyFc処理後のTMEの変化を分析した。さらに,化学療法およびチェックポイント阻害剤(CPI)と組み合わせたrhIL-7-hyFcの抗腫瘍効果を評価した。【結果】rhIL-7-hyFcの全身デリバリーは,CD8+T細胞を増強腫瘍指向性で拡張することにより有意な治療利点を誘導した。腫瘍において,rhIL-7-hyFcは,腫瘍反応性およびバイスタンダーCD8+TILsの両方を増加させたが,その全ては,エフェクター機能の増強を示したが,より消耗した表現型を示さなかった。さらに,rhIL-7-hyFcは担癌マウスの骨髄における免疫抑制性骨髄細胞の発生を抑制し,免疫刺激性TMEをもたらした。化学療法とCPIとの併用療法,rhIL-7-hyFcは,CD8+T細胞を復元することによって,強い抗腫瘍応答とTリンパ開放状態の下でさえ誘発した。化学療法とCPIを併用した場合,rhIL-7-hyFc投与は,CD8+T細胞を復元することにより,無傷およびリンパ開放条件下で抗腫瘍反応を増強した。結論:これらデータは,rhIL-7-hyFcがT-細胞炎症TMEの生成により抗腫瘍反応を誘導し,rhIL-7-hyFcによる免疫療法の概念の前臨床証明を提供し,臨床での治療反応を増強することを示す。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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サイトカイン  ,  腫よう免疫 

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