抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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背景:NEDD9は細胞遊走、走化、アポトーシス、細胞周期において重要な役割を果たしており、NEDD9siRNAは遺伝子発現を効果的に低下させ、異なるレベルでアポトーシスを促進し、腫瘍細胞の遊走と浸潤を遮断する。【目的】結腸癌におけるNEDD9発現およびNEDD9発現による結腸癌Caco-2細胞の増殖,アポトーシス,移動および浸潤への影響を調査する。【方法】2017年1月から2018年1月までに,Wuhe市Yuheng地区の人民病院で診断された結腸癌組織と対応する隣接組織を収集した。結腸癌Caco-2細胞をルーチン的に培養し、LipofectamineTM2000を用いて細胞をトランスフェクションし、細胞を対照群、陰性対照群とsiRNA干渉群に分ける。qRT-PCRを用いて結腸癌組織と細胞中のNEDD9mRNA発現を測定し、CCK-8法で細胞増殖を測定し、フローサイトメトリーで細胞のアポトーシスを測定し、Transwell実験にて細胞遊走と浸潤を測定し、ウエスタンブロット法でNEDD9、MMP-9などの発現を測定した。Bcl-2,Bax,TIMP1の蛋白質発現を,それぞれ検出した。【結果】結腸癌組織におけるNEDD9mRNA発現は,隣接組織に比して有意に高かった(P<0.05)。【結果】対照群と比較して,siRNA干渉群のNEDD9mRNA発現は有意に減少し(P<0.05),細胞増殖,遊走および浸潤能は有意に阻害され(P<0.05),アポトーシスは有意に増加した(P<0.05),NEDD9,MMP-9,およびMMP-9は有意に増加した(P<0.05)。Bcl-2蛋白質発現は有意に減少し(P<0.05),BaxとTIMP1蛋白質発現は有意に増加した(P<0.05)。結論:NEDD9遺伝子はアポトーシス関連遺伝子Bcl-2とBax及び浸潤関連遺伝子MMP-9とTIMP1により、結腸癌Caco-2細胞の増殖、アポトーシス、移動及び浸潤能力を調節することができる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】