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J-GLOBAL ID:202002253852078546   整理番号:20A0370922

再イオン化時代の2つのクェーサーにおける[O III]88μmの検出

Detections of [O III] 88 μm in two quasars in the reionization epoch
著者 (10件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 109.1-109.10  発行年: 2019年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,再イオン化時代の2つのクェーサー,z=6.0391±0.0002でJ2054064.48-000514.8(その後J2054-0005)およびz=6.0035±0.0007でJ231038.88+185519.7(その後J2310+1855)における遠赤外[O III]88μm線および基底となるダスト連続体のAtacama大型ミリメートル/サブミリメータアレイによる検出について報告する。[O III]光度は,それぞれ,L[O III]=(6.8±0.6)×109および(2.4±0.6)×109L(Sun)であり,それぞれ,全赤外線光度,LTIRの~0.05%および0.01%に相当した。これらの[O III]光度を文献中の[C II]158μm光度と組み合わせて,J2054-1005とJ2310+1855はそれぞれ2.1±0.4と0.3±0.1の[O III]対[C II]光度比を持ち,後者はz>6で今まで報告されたものの中で最も低いことを見出した。著者らの研究と文献からz≒6~9における[O III]観測を組み合わせて,より大きなLTIR(全赤外光度)を有する天体はより低いL[O III]対LTIR比を有することを同定した。さらに,局所的[O III]線欠陥と比較して,反相関がより高い LTIR値に向かってシフトすることも見出した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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恒星  ,  星雲 
タイトルに関連する用語 (2件):
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