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J-GLOBAL ID：202002253861872867   整理番号：20A2067646

KEAP1阻害によるNRF2経路活性化は唾液腺における老化表現型の発現を減弱する【JST・京大機械翻訳】

NRF2 pathway activation by KEAP1 inhibition attenuates the manifestation of aging phenotypes in salivary glands

著者 (3件)： Wati Sisca Meida (Department of Gene Expression Regulation, Institute of Development, Aging and Cancer, Tohoku University, Japan) ,  Matsumaru Daisuke (Department of Gene Expression Regulation, Institute of Development, Aging and Cancer, Tohoku University, Japan) ,  Motohashi Hozumi (Department of Gene Expression Regulation, Institute of Development, Aging and Cancer, Tohoku University, Japan)
資料名： Redox Biology  (Redox Biology)
巻： 36  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： W3135A  ISSN： 2213-2317  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 唾液は口腔衛生の維持に必須の役割を果たす。口腔環境は,主に唾液の分泌と組成の変化により,加齢中に変化する。特に,非刺激基底唾液流は年齢と共に減少する。唾液腺の機能的低下は咀嚼と嚥下能力を損ない,誤嚥性肺炎を含む加齢関連障害の素因の1つになることが多い。KEAP1-NRF2系は酸化ストレス応答の調節において中心的役割を果たす。NRF2は細胞保護遺伝子を調整する転写因子であり,KEAP1はNRF2の負の調節因子である。NRF2活性化は加齢関連疾患の予防に有利であることが示唆されているが,生理学的加齢の経過におけるその役割はよく理解されていない。唾液腺老化に対するNRF2活性化の影響を検討するため,NRF2が野生型マウスのそれらで活性化されるKeap1ノックダウン(KD)(Keap1FA/FA)マウスの顎下腺を比較した。若いマウスは2つの遺伝子型間に明らかな差を示さなかったが,古いマウスでは明確な違いが観察された。老化した野生型顎下腺は,鉄とコラーゲン沈着,免疫細胞浸潤および増加した酸化ストレスを伴うDNA損傷とアポトーシスの増加を示し,これは全てKeap1-KDマウスで著しく減衰し,NRF2活性化が唾液腺に抗老化作用を有することを示唆した。NRF2の適切な活性化は,健康な唾液腺状態の維持および高齢者における低栄養の防止に有効であることを提案する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 鉄 ,  遺伝子 ,  コラーゲン ,  *唾液腺 ,  *表現型 ,  *老化 ,  嚥下 ,  沈着 ,  野生型 ,  転写因子 ,  口腔衛生 ,  アポトーシス ,  DNA損傷 ,  酸化ストレス
準シソーラス用語： 野生型マウス , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 唾液腺 ,  KEAP1 ,  NRF2 ,  老化 ,  マウス

分類 (4件)： 歯と口腔の疾患  (GT03000G) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  生物学的機能  (EB03040U) ,  発癌機序・因子  (GE02020C)

タイトルに関連する用語 (10件)： Keap1 ,  阻害 ,  NRF2 ,  経路 ,  活性化 ,  唾液腺 ,  老化 ,  表現型 ,  発現 ,  減弱