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J-GLOBAL ID：202002254005098528   整理番号：20A0746510

金ナノロッドコア/銀シェルナノ構造による肝細胞における保護オートファジーの開始【JST・京大機械翻訳】

Initiation of protective autophagy in hepatocytes by gold nanorod core/silver shell nanostructures

著者 (10件)： Li Haiyun (CAS Key Laboratory of Standardization and Measurement for Nanotechnology & CAS Center for Excellence in Nanoscience, National Center for Nanoscience and Technology, Beijing 100190, China. [e-mail]) ,  Chen Jiaqi ,  Fan Huizhen ,  Cai Rui ,  Gao Xinshuang ,  Meng Dejing ,  Ji Yinglu ,  Chen Chunying ,  Wang Liming ,  Wu Xiaochun
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 12  号： 11  ページ： 6429-6437  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 銀ナノ粒子の高い反応性は,抗細菌分野での広い応用をもたらす。しかし,銀ナノ粒子の安全性は,注目を集めている。銀ナノ粒子へのin vivo曝露後,肝臓はそれらの潜在的沈着部位として機能する;しかし,低用量での肝細胞に及ぼすそのようなナノ粒子の潜在的生物学的影響は十分に理解されていない。ここでは,金ナノロッドコア/銀シェルナノ構造(Au@Ag NR)とヒト肝細胞,HepG2細胞間の相互作用を研究し,亜致死用量でのAu@Ag NRが自食作用を誘導できることを決定した。取込後,Au@Ag NRは主に銀イオンを放出するリソソームに局在し,活性酸素種(ROS)の生成を促進する。ROSはAKT-mTORシグナル伝達経路を抑制し,オートファジーを活性化する。さらに,酸化ストレスはリソソーム障害をもたらし,リソソーム消化の能力を低下させた。さらに,酸化ストレスはミトコンドリアの構造と機能にも影響し,損傷したミトコンドリアを除去するための保護的オートファジーの開始をもたらす。著者らの研究は,亜致死用量では,銀ナノ材料が保護オートファジーを活性化することにより肝細胞の生理学的機能を変化させ,潜在的健康リスクを引き起こす可能性があることを示し,特定の応用のためのナノ材料の安全性の慎重な考察が必要であることを示す。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 酸化ストレス ,  ナノ材料 ,  *肝細胞 ,  *ナノ構造 ,  致死量 ,  リソソーム ,  消化 ,  沈着 ,  ミトコンドリア ,  *銀 ,  相互作用 ,  HepG2細胞 ,  *オートファジー ,  ナノ粒子
準シソーラス用語： 銀ナノ粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (7件)： 金ナノロッド ,  コア ,  銀 ,  シェル ,  ナノ構造 ,  肝細胞 ,  オートファジー