抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
・2020年1月ドイツ連邦司法省は改正特許法案を公表。
・実用新案,商標,意匠,更に半導体など知的財産権を管理するほとんどすべての法律がこの改正の対象。
・それらの中で重要と思われる以下4項目を本稿にて解説。
・差止による救済の緩和:これまでは第139条により無条件に救済がなされてきたが,救済が排除される場合の条件を付加。
・無効化訴訟における予備的見解書の期限:特許権者に対する無効化訴訟の訴状送達から6カ月という期限導入で手続を早期化。
・営業秘密の守秘基準を特許訴訟に導入:FRAND訴訟におけるドイツ裁判所の魅力の確保などを目的に,営業秘密が守れるよう営業秘密法の守秘規定を特許法に準用。
・ドイツにおける国内段階移行の新たな期間:現在のPCT第22条の規定による計算方式を改め,31カ月に延長。