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J-GLOBAL ID:202002254090627608   整理番号:20A1984905

圃場条件下の内因性植物ホルモンレベルのライフコース監視から明らかになったオオムギ系統間の生理学的状態の多様性

Life-Course Monitoring of Endogenous Phytohormone Levels under Field Conditions Reveals Diversity of Physiological States among Barley Accessions
著者 (12件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 1438-1448 (WEB ONLY)  発行年: 2020年08月 
JST資料番号: U1159A  ISSN: 1471-9053  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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農学的に重要な形質は,さまざまな植物-環境相互作用の結果として作物成長の後期にしばしば発生する。したがって,作物のライフコースの間に変化および蓄積する時間的生理学的状態は,作物品種間の農業形質における最終的表現型差異に著しく影響する場合がある。したがって,生産性を改善するためには,異なる作物品種の成長時の時間的生理学的応答とそれらの農業形質との関係を解明することが重要である。しかし,圃場条件下で生育した植物における生理学的状態の動力学と多様性を表すデータは乏しい。本稿では,圃場栽培条件下で異なる系統におけるホルモンレベルの進行中の変動を評価するために,ライフコースにわたって毎週採取した圃場条件下で栽培したオオムギ(Hordeum vulgare)系統の葉の5種の植物ホルモン,サイトカイニン,サイトカイニン(CK),ABA,ジャスモン酸およびサリチル酸の内因性レベルを定量した。特に,著者らはオーキシンおよびCKなどの発生関連植物ホルモンの非常に大きな経時的変化を観察した。同じ試料からの3′RNA-seqに基づくトランスクリプトームデータを用いて,著者らは,ライフコースを通じてArabidopsisの既知のホルモン関連遺伝子にオルソログなオオムギ遺伝子の発現を調査した。これらのデータは,これらの圃場栽培オオムギ系統の生理学的状態の動力学と多様性を図示した。まとめると,著者らの知見は,植物-環境相互作用への新たな洞察を提供し,圃場条件下で成長中の生理学的応答に品種多様性があることを強調する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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麦  ,  植物ホルモン 

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