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J-GLOBAL ID：202002254157207855   整理番号：20A1701222

園芸産地に立地する卸売業者による青果物の県外販売に関する研究-長野県内の卸売市場を事例に-

Selling of Fruit and Vegetables Outside the Prefecture by Wholesaler Located in a Horticultural Production Area: A Case Study of a Wholesale Market in Nagano Prefecture

著者 (1件)： 木村彰利 (日本獣医生命科大)
資料名： 農業市場研究  (Agricultural Marketing Journal of Japan)
巻： 29  号： 1  ページ： 22-29  発行年： 2020年06月30日 
JST資料番号： L4254A  ISSN： 1341-934X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究の目的は園芸産地である長野県の卸売市場卸売業者によって県外への青果物の出荷について考察することである。考察した特定の因子は,1)その理由,取り巻く環境,卸売業者による県外販売,2)この取組みの効果,3)青果物流通におけるこの取組みの重要性という3点であった。調査の結果,県外販売の理由は県外からの量販店による長野県への進出のため,卸売業者の販売チャネルの縮小が生じていることが分かった。同時に県内の農業協同組合の販売戦略の変化が県外販売を促進していた。さらに卸売業者による県外販売は青果物の流通において供給と需要間のギャップを満たしていた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 長野県 ,  *生鮮食品 ,  *販売経路 ,  卸売 ,  流通経路 ,  農業経済 ,  *青果物
準シソーラス用語： *県外販売 ,  流通チャネル

分類 (3件)： 食品一般  (FJ01010Y) ,  園芸食品一般  (FJ11010D) ,  農業経済,農業経営  (FB01020L)

引用文献 (7件)：

• 木村彰利(2009)「大都市近郊園芸生産地域の生産者における出荷対応に関する一考察-千葉県東葛飾地域を事例として-」『農業市場研究』18(3):40-46.
• 木村彰利(2015)『変容する青果物産地集荷市場』筑波書房.
• 小野雅之(2017)「青果物流通システム「改革」と卸売市場の課題」『農業市場研究』26(3):11-19.
• 坂爪浩史(1990)「地方都市卸売市場の産地市場化-旭川市場を事例にして-」『農経論叢』46:105-118.
• 坂爪浩史(1992)「新産地市場の形成と産地対応-旭川近郊移出青果物産地における産地市場構造」『農経論叢』48:181-197.

タイトルに関連する用語 (9件)： 園芸 ,  産地 ,  立地 ,  卸売業者 ,  青果物 ,  販売 ,  研究 ,  長野 ,  卸売市場