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J-GLOBAL ID：202002254407815929   整理番号：20A2079051

フローフロントにおける高繊維含有率ポリアミド樹脂の流動挙動に関する研究(第1報)-ファウンテンフローが変化するせん断応力の定量化-

Study on Flow Behavior of High Fiber Content Rate Polyamide Resin in Flow Front (Part 1): Quantifying Shear Stress with Changing Fountain Flow

著者 (4件)： 上羽文人 (YKK 工機技術本部) ,  瀬戸雅宏 (金沢工大 工) ,  横越靖弘 (YKK 工機技術本部) ,  山部昌 (金沢工大 工)
資料名： 成形加工  (プラスチック成形加工学会誌)
巻： 32  号： 10  ページ： 358-365  発行年： 2020年09月20日 
JST資料番号： L3123A  ISSN： 0915-4027  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,ガラス繊維強化樹脂は軽量化,形状柔軟性および意匠適合性のゆえに,多くの製品で金属の代わりに使用されている。しかし,樹脂製品は成形欠陥のような多くの問題を抱えている。これらの成形欠陥の原因を解析するために,射出成形中の流動挙動を理解することは非常に重要である。さらに,ガラス繊維強化樹脂の流動挙動を理解するために,粘度とせん断速度を測定する方法も重要である。本研究では,ガラス繊維強化ポリアミド樹脂の流動挙動を解析するために,射出成形中の成形金型の内部を可視化した。さらに,射出成形で測定したデータを用いて粘度とせん断速度を計算することにより,成形金型内の流動挙動の変化を確認した。その結果,射出成形で測定したデータを用いて粘度とせん断速度を計算すると,ガラス繊維強化ポリアミド樹脂における閾値として臨界せん断応力0.21MPaで,流動挙動がファウンテンフローからメルトフラクチャーに変化することが分かった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ガラス繊維強化プラスチック ,  射出成形 ,  *強化プラスチック成形 ,  *流動 ,  粘度 ,  剪断速度 ,  ナイロン66 ,  可視化 ,  高分子加工用型 ,  閾値 ,  臨界剪断応力 ,  メルトフラクチャ ,  融解高分子 ,  含有量 ,  ガラス繊維
準シソーラス用語： *樹脂流動 ,  成形不良

分類 (2件)： 強化プラスチックの成形  (YH04060J) ,  物理的性質一般  (YH02021U)

タイトルに関連する用語 (9件)： フロー ,  フロント ,  繊維含有率 ,  ポリアミド樹脂 ,  流動 ,  挙動 ,  研究 ,  せん断応力 ,  定量化