抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】結腸直腸癌におけるビスファチン(ビスファチン)とマトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP)-14の発現と臨床病理的因子との関係を調査する。方法:64例の結腸直腸癌標本を観察群とし、遠位端の正常腸粘膜組織を対照群とし、リアルタイム蛍光定量PCR(RT-qPCR)技術を用いて、visfatinmRNAとMMP-14mRNAの発現を測定し、相関性分析を行った。免疫組織化学的方法を適用して,結腸直腸癌組織におけるビスファチンとMMP-14の発現と腫瘍サイズ,臨床病期,リンパ節転移などの臨床症状との関係を分析した。【結果】ビスファチンmRNA発現は,2群間で有意差があった(P<0.01)。MMP-14mRNAの相対的発現は,2群間に有意差があった(P<0.01)。両群のvisfatinmRNAとMMP-14mRNAの発現は正の相関を示した(r=0.758,P<0.01)。観察群および対照群におけるvisfatinの陽性率は,それぞれ67.2%(43/64)および29.7%(19/64)であり,2群間に有意差があった(P<0.001)。観察群と対照群におけるMMP-14の陽性率は,それぞれ62.5%(40/64)と17.2%(11/64)であり,2群間に有意差があった(P<0.01)。visfatinとMMP-14の発現は患者の年齢、性別と腫瘍の部位、大きさと相関性がなく、腫瘍の分化程度、浸潤の深さ、リンパ節転移及びTNM分期と関係がある(P<0.05)。結腸直腸癌組織におけるビスファチンとMMP-14の発現は,有意に相関した(r=0.637,P<0.01)。結論:visfatinとMMP-14は遺伝子レベルとタンパク水の平均高発現及び明らかな正の相関性があり、両者は結腸直腸癌の浸潤、転移、visfatinのアップレギュレーションとMMP-14の高発現に相互に影響している。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】