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J-GLOBAL ID:202002254799532600   整理番号:20A0654865

セルロースナノフィブリルと還元酸化グラフェンに基づく柔軟な透明スーパーキャパシタ電極材料の作製と電気化学的性質【JST・京大機械翻訳】

Fabrication and electrochemical properties of flexible transparent supercapacitor electrode materials based on cellulose nanofibrils and reduced graphene oxide
著者 (5件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 1135-1144  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0987A  ISSN: 0272-8397  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,柔軟な透明スーパーキャパシタ電極材料を,層毎(LbL)自己集合法により,セルロースナノフィブリル(CNFs)と還元グラフェン酸化物(RGO)を用いて作製した。最初に,2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-オキシルラジカル触媒酸化と超音波処理の組合せを用いて竹材料から分離したCNF懸濁液の真空濾過により透明膜を得た。続いて,グラフェン酸化物(GO)を,LbL自己集合法により架橋剤としてCu2+を用いてCNF膜の表面上に堆積させ,温和な反応条件下でL-アスコルビン酸により還元した。CNF膜表面上のGOの還元度をX線光電子分光法(XPS),Raman分光法(Raman),Fourier変換赤外分光法(FT-IR)により調べた。同時に,透明性,機械的性質および伝導率に及ぼす自己集合時間の数の影響も評価した。XPS,Raman,およびFT-IRスペクトル分析により,CNF/GO複合膜はCNF/RGO複合膜に成功裏に還元され,その透明性と機械的性質は自己集合時間の増加と共に減少し,伝導率は著しく上昇することを証明した。結果の解析に基づいて,18の自己集合サイクル後に得られたCNF/RGO複合膜は,優れた透明性,良好な引張強さ,および高い伝導率を示した。従って,CNF/RGO複合膜はスーパーキャパシタ電極材料を作製するために選択され,得られたスーパーキャパシタは優れた電気化学的性質を示し,面積比キャパシタンスは0.01mAcm-2の電流密度で2.25mFcm-2であり,キャパシタンス保持は1500サイクル後に97.3%に達した。提示した戦略は,透明で携帯可能なエネルギー貯蔵装置の開発のための良好な参照を提供する。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
充填剤,補強材  ,  物理的性質一般 

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