文献

J-GLOBAL ID：202002254971542139   整理番号：20A0281683

カルシウムベースCO_2収着剤を用いた亜臨界水蒸気による石炭チャーガス化に及ぼす水素分離の影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of Hydrogen Separation on Coal Char Gasification with Subcritical Steam Using a Calcium-Based CO₂ Sorbent

著者 (3件)： Kumabe Kazuhiro (Environmental and Renewable Energy Systems Division, Graduate School of Engineering, Gifu University, Japan) ,  Hasegawa Yuya (Environmental and Renewable Energy Systems Division, Graduate School of Engineering, Gifu University, Japan) ,  Moritomi Hiroshi (Environmental and Renewable Energy Systems Division, Graduate School of Engineering, Gifu University, Japan)
資料名： ACS Omega  (ACS Omega)
巻： 5  号： 1  ページ： 236-242  発行年： 2020年 
JST資料番号： W5044A  ISSN： 2470-1343  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： HyPr-RING法の水素製造プロセスを支援するために,590~650°Cと1.9~2.4MPaにおける水素分離の影響に関する動力学を調べるために,石炭チャーを,CO2収着剤(CaO)および/または水素分離膜(パラジウム23%銀)を用いて,亜臨界水蒸気を用いてガス化した。CaOによるCO_2収着はH_2の生産速度に影響するが,ガスへの炭素転換にはほとんど影響しない。水素分離はCO2収着がないにもかかわらず水素生産を促進する。水素収率と炭素転換に及ぼす水素分離の影響は,CO_2収着のものより高かった。より高いガス化温度は水素収率と炭素転化率を増加させた。並行して一次反応を用いて,ガス化反応機構を石炭チャー中の揮発性物質とチャーの成分について説明した。より高い反応温度は,CaOおよび/または水素分離膜の有無にかかわらず,Adaro石炭チャーの亜臨界水蒸気ガス化に対する速度定数の値の増加をもたらす。CO2収着はCaOの触媒効果を持つ揮発物からタールによる水素生産を促進したが,水素分離はチャーによる水素生産を促進した。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 反応機構 ,  *チャー ,  二酸化炭素 ,  一次反応 ,  タール ,  *収着剤 ,  *収着 ,  *ガス化 ,  炭素 ,  揮発分 ,  反応温度 ,  転化率 ,  水素製造 ,  *石炭チャー
準シソーラス用語： *亜臨界 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 不均一系触媒反応  (CB06100E)

タイトルに関連する用語 (7件)： カルシウム ,  収着剤 ,  亜臨界 ,  水蒸気 ,  石炭チャー ,  ガス化 ,  水素分離