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J-GLOBAL ID：202002254995093919   整理番号：20A1702818

今から見つめる古代の土木 古墳の地震による損傷メカニズムの解明と予防的対策・維持管理-地盤工学に基づく古墳の保全技術に関する研究-

A Modern Look at Ancient Civil Engineering The Mechanisms of seismic damage and the protection and maintenance of tumulus mounds-Study on the conservation of tumulus mounds based on geotechnical engineering-

著者 (1件)： 澤田茉伊 (京大 大学院工学研究科)
資料名： 土木学会誌  (Civil Engineering)
巻： 105  号： 8  ページ： 24-25  発行年： 2020年08月15日 
JST資料番号： F0027A  ISSN： 0021-468X  CODEN： DOGAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・締固めた土構造物である古墳の長期安定化には,水分制御と耐震性が必要。
・近年の熊本地震による古墳の被災事例を紹介。
・石室を含む古墳の遠心模型試験を実施し,地震動による応力状態と損傷形態を確かめると共に,数値解析で実験を再現。
・全国に点在する古墳保護の観点から,石室空間の維持と墳丘の亀裂抑制に向けた工法開発が課題。

シソーラス用語： *遺跡 ,  *土構造 ,  *耐震性 ,  震災 ,  遠心模型試験 ,  数値解析 ,  応力分布 ,  破壊モード
準シソーラス用語： *古墳

分類 (2件)： 土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A) ,  各種建築物一般  (RB05010O)

引用文献 (3件)：

• 三村衛、澤田茉伊、吉村貢、松浦良信:古墳墳丘の締固めエネルギーに関する一考察、第50回地盤工学研究発表会発表講演集、23~24頁、2015年
• 文化庁、熊本県教育庁文化課:平成28年熊本地震による古墳の被災状況について、2017年
• 澤田茉伊、Tumurkhuyag ENKHTUVSHIN、三村衛:古墳墳丘の動的挙動特性と地震による破壊メカニズムに関する研究、土木学会論文集C、74(3)、374~387頁、2018年

タイトルに関連する用語 (10件)： 古代 ,  土木 ,  古墳 ,  地震 ,  損傷メカニズム ,  予防的対策 ,  維持管理 ,  地盤工学 ,  保全技術 ,  研究