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J-GLOBAL ID:202002255043517789   整理番号:20A1932933

ワルファリンおよびリバロキサバン抗血栓療法を最適化するための臨床エンドポイントの定量的システム薬理学モデルベース予測【JST・京大機械翻訳】

Quantitative Systems Pharmacology Model-Based Predictions of Clinical Endpoints to Optimize Warfarin and Rivaroxaban Anti-Thrombosis Therapy
著者 (5件):
資料名:
巻: 11  ページ: 1041  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7091A  ISSN: 1663-9812  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:ワルファリンのような抗凝固剤の有効性と安全性の監視は,患者における抗凝固剤の便益リスク比を最適化するために必須である。使用した標準試験は,通常国際標準化比(INR)として表され,活性化部分トロンボプラスチン時間(aPTT)であるプロトロンビン時間(PT)の測定である。【目的】ワルファリンとリバロキサバンのINRとaPTTを予測するヒト凝固ネットワークの以前に開発した定量的システム薬理学(QSP)モデルを利用する。方法:モデリングとシミュレーションアプローチを,定常状態抗凝固療法を受けている患者のINRとPTT測定を予測するために使用した。以前に開発したQSPモデルを本解析に利用した。ワルファリンクリアランス(CYP2C9*1:0.2L/h;*2:0.14L/h,*3:0.04L/h)および利用可能なビタミンK濃度(正常ビタミンK濃度から-22%,正常ビタミンK濃度から-44%)の修飾により,ワルファリン(CYP2C9,VKORC1)の用量反応に影響することが知られている遺伝子多型の影響を,モデルに導入した。仮想患者集団を用いて,長期抗凝固療法下の患者からの日常INRおよびaPTT測定を正確に予測するためのモデルの能力を評価した。結果:導入されたモデルは,長期ワルファリン治療を受けている患者の観察されたINRを正確に記述した。モデルはINR測定に対するCYP2C9とVKORC1の遺伝子多型の影響を実証することができた。さらに,このモデルを用いて,長期リバロキサバン療法を受けている患者のPTT測定を予測した。結論:QSPモデルは,日常治療薬物モニタリング中に観察されたINRおよびaPTT測定を正確に予測した。これは,QSPモデルが適応し,臨床診療および薬剤開発中のモデルベース精度投与ツールとして使用できる方法の典型であり,抗血栓療法の最適化を助ける抗凝固剤の有効性と安全性を予測する。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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血液・体液作用薬の臨床への応用  ,  循環系疾患の薬物療法 
引用文献 (41件):
  • Aithal G. P., Day C. P., Kesteven P. J. L., Daly A. K. (1999). Association of polymorphisms in the cytochrome P450 CYP2C9 with warfarin dose requirement and risk of bleeding complications. Lancet 353 (9154), 717-719. doi: doi: 10.1016/S0140-6736(98)04474-2
  • Beckman M. G., Hooper W. C., Critchley S. E., Ortel T. L. (2010). Venous thromboembolism: a public health concern. Am. J. Prev. Med. 38 (4 Suppl), S495-S501. doi: doi: 10.1016/j.amepre.2009.12.017
  • Crespi C. L., Miller V. P. (1997). The R144C change in the CYP2C9*2 allele alters interaction of the cytochrome P450 with NADPH:cytochrome P450 oxidoreductase. Pharmacogenetics 7, 203-210. doi: doi: 10.1097/00008571-199706000-00005
  • D’Andrea G., D’Ambrosio R. L., Di Perna P., Chetta M., Santacroce R., Brancaccio V., et al. (2005). A polymorphism in the VKORC1 gene is associated with an interindividual variability in the dose-anticoagulant effect of warfarin. Blood. 105 (2), 645-649. doi: doi: 10.1182/blood-2004-06-2111
  • Garcia D. A., Spyropoulos A. C. (2008). Update in the treatment of venous thromboembolism. Semin. Respir. Crit. Care Med. 29 (1), 40-46. doi: doi: 10.1055/s-2008-1047561
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