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J-GLOBAL ID:202002255325572775   整理番号:20A2183886

樽前山の火山斜面における繁殖期中のヒバリの生息地選択

Habitat selection of Skylarks during the breeding season on the volcanic slope of Mt. Tarumae
著者 (4件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 167-175(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: L4620A  ISSN: 1347-0558  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ヒバリ,Alauda arvensisは,低地の牧場や農地のような広々とした生息場所で主に繁殖するスズメ目の鳥である。しかし,最近の研究では,それらが中央/北部日本の火山や高山斜面に繁殖地を形成することを示した。2018年の繁殖期の間,著者らは,北海道,樽前山の高木限界の火山斜面におけるヒバリの密度と生息地選択を調査した。その結果,研究地域には27のヒバリの縄張りがあり,平方キロメートル当たり7.26の縄張り密度だった。この空間配置は東部斜面の周りで高密度であった。ヒバリは,低い植生高の生息場所を好んだ。低い植物種,すなわち,ヒメスゲとコメバツガザクラの量は,ランダムに選択した点より,縄張りで大きかった。ヒメスゲは,低植生の形成だけでなく,火山斜面上の繁殖地における利用可能で限られた営巣材料においても重要な役割を担っている。これらの結果は,高木限界上の火山斜面上にある繁殖地内に営巣材料に利用可能な限られた資源があるので,ヒバリはヒメスゲのある低植生の地域に住むことを示唆する。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (4件):
分類 (2件):
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個生態学  ,  個体群生態学 
引用文献 (28件):
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