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J-GLOBAL ID:202002255326365667   整理番号:20A0978106

Mo前駆体上の重油のスラリー相水素化分解:トリフェニルホスフィン配位子の影響【JST・京大機械翻訳】

Slurry-phase hydrocracking of heavy oil over Mo precursors: Effect of triphenylphosphine ligands
著者 (10件):
資料名:
巻: 384  ページ: 106-121  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0480A  ISSN: 0021-9517  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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スラリー相水素化分解中の分散触媒の性能を向上させるための実用的なアプローチは,触媒前駆体の配位子構造の修飾である。トリフェニルホスフィン配位子(Mo-TPP)を有する油溶性Mo前駆体を調製し,さらに真空残留物(VR)のスラリー相水素化分解に適用した。比較のために,Mo-octoateと称する市販の前駆体も使用した。分散性試験において,Mo-TPPは200°Cで完全に溶解し,次にVR中に微細に分散した。熱重量分析は,Mo-TPPが220~270°Cの範囲で急速に分解し,ゼロ価Moを生成することを明らかにした。分解過程の間,Mo-TPPのMoS_2への直接変換は,250°CでVRから発生したH_2Sガスとの反応を介して有利になった。Mo-TPPの硫化挙動は,得られた非担持MoS_2触媒の平均サイズと積層数を減少させ,Mo-オクタン酸塩を用いたときよりも触媒表面上のリムサイト(Mo_リム)のより大きな曝露をもたらした。Mo-TPP前駆体は,410°C,110barのH_2の下で,半回分反応器においてMo-オクタン酸塩前駆体より良好な触媒性能をもたらした。特に,Mo-TPPの使用は,Mo_リムサイトの初期数から生じる優れた水素化能力のために,ラジカル捕捉と水素化脱硫活性を強化した。TPP配位子から誘導されたリン酸塩化合物は,VRにおける固有のV種の脱金属によるアスファルテンの変換を促進した。これらの結果はMo-TPPが生成物品質を改善するコークス抑制を達成するための効率的な前駆体であることを示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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