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J-GLOBAL ID：202002255392899430   整理番号：20A0394176

水銀灯を光源とする予察灯へのカメムシ類の誘引時間帯

Nocturnal time periods of attraction of stink bugs to a mercury lamp trap.

著者 (1件)： 遠藤信幸 (農研機構 中央農業研究セ)
資料名： 北陸病害虫研究会報  (Proceedings of the Association for Plant Protection of Hokuriku)
号： 68  ページ： 31-35  発行年： 2019年12月25日 
JST資料番号： Y0908A  ISSN： 0388-8053  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 光源へのカメムシの誘引時間を調査するために,4種のカメムシとしてNezara viridula,Nezara antennata,Glaucias subpunctatusおよびPlautia staliの数を夜間2時間ごとに調査した。どの種も特定の時間で誘引されなかったが,夜間にわたって誘引が観察された。その傾向は種によって異なったが,多くのカメムシは夕方の直後と夜明けの前に誘引された。これらの結果はカメムシを捕獲する有効な照射時間を示している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 水銀ランプ ,  光源 ,  *トラップ【生物】 ,  害虫防除 ,  発生予察 ,  異翅類 ,  誘引作用 ,  カメムシ科 ,  日変化 ,  動物行動
準シソーラス用語： Glaucias subpunctatus ,  LED光源 ,  Nezara antennata ,  Nezara viridula ,  Plautia stali ,  *カメムシ類 ,  水銀灯 ,  日内変動 ,  *誘殺 ,  *予察灯

分類 (1件)： 植物の病虫害防除一般  (FC05010F)

引用文献 (14件)：

• 新垣則雄(2016)沖縄県におけるサトウキビ土壌害虫の生態解明と防除技術の開発.沖縄農研セ研報10:1~16.
• Endo, N. (2016) Effective monitoring of the population dynamics of Nezara viridula and Nezara antennata (Heteroptera: Pentatomidae) using a light trap in Japan. Appl. Entomol. Zool. 51 : 341~346.
• 遠藤信幸(2017)予察灯と冬季の気温を用いたミナミアオカメムシの個体群動態のモニタリング.植物防疫71:235~237.
• 遠藤信幸・弘中満太郎(2017)光源の違いがカメムシ類の誘引に及ぼす影響.九病虫研報.63:55~61.
• 遠藤信幸・若桑基博・蟻川謙太郎・弘中満太郎(2014)ミナミアオカメムシ自由飛翔時の波長選好性.応動昆58:23~28.

タイトルに関連する用語 (5件)： 水銀灯 ,  予察灯 ,  カメムシ類 ,  誘引 ,  時間帯