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J-GLOBAL ID：202002255411083907   整理番号：20A2810774

2019年における重要なエネルギー関係事項 II エネルギー資源の利用技術の進展と研究動向 2.石炭 2.4 石炭のガス化・熱分解

著者 (1件)： 安田肇 (産業技術総合研)
資料名： 日本エネルギー学会機関誌  (Enermix)
巻： 99  号： 5  ページ： 484-486  発行年： 2020年09月20日 
JST資料番号： F1934A  ISSN： 2432-3586  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・石炭ガス化燃料電池複合事業(IGFC)の実証事業である大崎クールジェンプロジェクトでは,酸素吹きガス化複合発電(IGCC)の実証実験で目標を上回る負荷変換効率(最大16%/分)を達成。
・高温高圧での大規模処理を指向する高温高圧の大型炉研究では,酸素吹き噴流層ガス化炉への酸素ノズル設置によるスラグの加熱強化,水スラリー噴流層ガス化炉でのスラリーの噴霧特性研究など3件紹介。
・地下ガス化研究では,ガス化温度の予測とガス化剤の制御により一定の温度範囲に保つ研究や数値モデル計算から坑井の安定化には泥土圧での掘削有効の研究,薄い炭層での地下ガス化の提案など3件紹介。
・石炭チャーの触媒水素添加ガス化へのバイオマス由来の触媒とCaOの相乗効果の研究,ガス化用新規NaAlO₂触媒,Na+Fe複合触媒などガス化に対する無機化合物の関与研究12件紹介。
・瀝青炭チャーの雰囲気ガスの影響,チャー収率決定のアッシュトレーサ法の改良,商用ガス炉のモデル計算でランダムポアモデルの適合性を提示など10件の基礎研究を紹介。

シソーラス用語： 石炭 ,  *石炭ガス化 ,  燃料電池 ,  高温高圧試験 ,  基礎研究 ,  *触媒 ,  *炉
準シソーラス用語： *ガス化触媒 ,  *ガス化炉 ,  研究動向 ,  地下ガス化

分類 (1件)： エネルギーに関する技術・経済問題  (LA01050V)

タイトルに関連する用語 (8件)： エネルギー ,  エネルギー資源 ,  進展 ,  研究 ,  動向 ,  石炭 ,  ガス化 ,  熱分解