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J-GLOBAL ID：202002255505392262   整理番号：20A1084927

ベンゾフランの水素化脱酸素のためのリン源としてトリフェニルホスフィン(TPP)を用いたNi_2P/Al_2O_3の合成【JST・京大機械翻訳】

Synthesis of Ni₂P/Al₂O₃ utilizing triphenylphosphine (TPP) as the phosphorus source for hydrodeoxygenation of benzofuran

著者 (3件)： Jiang Bolong (Innovation Institute for Sustainable Maritime Architecture Research and Technology, Qingdao University of Technology, Qingdao 266000, China. [e-mail]) ,  Han Chunbao ,  Jiang Nan
資料名： New Journal of Chemistry  (New Journal of Chemistry)
巻： 44  号： 18  ページ： 7577-7582  発行年： 2020年 
JST資料番号： H0785A  ISSN： 1144-0546  CODEN： NJCHE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 573Kの低温でリン源としてトリフェニルホスフィン(TPP)を利用する非常に活性なNi_2P/Al_2O_3(TPP)を合成する新しいルートを記述した。調製されたままの触媒をX線回折(XRD),CO取り込み,Brunner-Teller(BET)測定,およびX線光電子分光法(XPS)によって特性化した。Ni_2P/Al_2O_3(TPP)触媒の触媒活性とTPPリン源の役割を,プローブ反応としてベンゾフラン(BF)の水素化脱酸素(HDO)を用いて研究した。結果は,リン供給源としてのTPPの使用が,リン酸塩とAl_2O_3の間の強い相互作用を抑制することができることを示して,それによって,AlPO_4の構成を避けた。リン源として(NH_4)_2HPO_4を用いて調製したNi_2P/Al_2O_3と比較して,Ni_2P/Al_2O_3(TPP)は,著しく高い表面積と小さいNi_2P粒径を有した。Ni_2P/Al_2O_3(TPP)触媒上のOフリー生成物のHDO活性と収率は,(NH_4)_2HPO_4を用いて調製されたNi_2P/Al_2O_3で見出されたものと比較して,それぞれ17.2%と36.0%増加した。リン源としてのTPPの使用は,2-エチルフェノール(2-EtPh)の脱水を効果的に促進し,エチルベンゼン(EB)を形成し,エチルシクロヘキサン(ECH)のメチルシクロヘキサン(MCH)への脱メチル化を促進した。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： X線回折 ,  強い相互作用 ,  低温 ,  表面積 ,  プローブ ,  *リン ,  粒径 ,  触媒活性 ,  リン酸塩 ,  脱メチル ,  キャラクタリゼーション ,  X線光電子分光法 ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： *水素化脱酸素 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  酸化,還元  (CF02060T) ,  分解反応  (CF02080P)

物質索引 (1件)： ベンゾフラン

タイトルに関連する用語 (5件)： ベンゾフラン ,  水素化脱酸素 ,  リン ,  トリフェニルホスフィン ,  TPP