文献
J-GLOBAL ID:202002255632023401   整理番号:20A2479719

STING-IRF3経路は2型糖尿病における膵臓β細胞の脂肪毒性損傷に関与する【JST・京大機械翻訳】

The STING-IRF3 pathway is involved in lipotoxic injury of pancreatic β cells in type 2 diabetes
著者 (28件):
資料名:
巻: 518  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0025B  ISSN: 0303-7207  CODEN: MCEND6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
膵臓β細胞の毒性傷害は2型糖尿病(T2DM)の重要な病理学的特徴である。インターフェロン遺伝子(STING)の刺激は,それ自身のDNAを宿主細胞の損傷したミトコンドリアまたは核から細胞質に漏出し,その下流因子インターフェロン調節因子3(IRF3)を活性化し,炎症とアポトーシスを引き起こす。STING-IRF3シグナル伝達経路は,糖脂質代謝に密接に関連しているが,膵臓β細胞の脂肪毒性との関係は,ほとんど報告されていない。ここでは,膵臓β細胞の脂肪毒性誘導炎症,アポトーシスおよび機能不全におけるSTING-IRF3シグナリング経路の役割を検討した。db/dbマウスの膵島におけるSTINGとIRF3の活性化を調べ,ラットインシュリノーマ細胞株であるINS-1のパルミチン酸(PA)誘導脂肪毒性傷害におけるSTING-IRF3シグナル伝達経路の役割を同定した。下流インターフェロン-βを含むSTINGとリン酸化IRF3は,db/dbマウスとPA誘導INS-1細胞の膵島でアップレギュレートされた。STINGまたはIRF3の遺伝子サイレンシングはPA誘導INS-1細胞炎症およびアポトーシスを改善し,インシュリン合成を逆転させた。さらに,PAはホスホイノシチド3-キナーゼ-AKTシグナル伝達経路のダウンレギュレーションを誘導し,高グルコース刺激インシュリン分泌はSTINGまたはIRF3のノックダウン後に逆転した。これら結果は,STING-IRF3経路の活性化が膵臓β細胞の炎症とアポトーシスを誘導し,β細胞損傷と機能不全を生じることを示す。このため,このシグナリング経路の阻害は,T2DMにおけるβ細胞保護に対する新しい方法になる。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  生体防御と免疫系一般  ,  感染免疫 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る