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J-GLOBAL ID:202002255645768388   整理番号:20A2680313

発熱合併血小板減少症候群とツツガムシ病患者の免疫損傷の差異比較【JST・京大機械翻訳】

Differences in immune damage between patients with severe fever with thrombocytopenia syndrome and patients with tsutsugamushi disease
著者 (6件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 947-952  発行年: 2020年 
JST資料番号: C2241A  ISSN: 2095-4352  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:発熱合併血小板減少症候群(SFTS)とツツガムシ病両疾患患者の疾患経過における免疫損傷の差異を比較する。方法:前向き症例対照研究を用い、2014年10月から2017年6月までの安徽医科大学第一付属病院で治療した31例のSFTS患者と16例のツツガム病患者を選択し、また10例の健康診断者を対照とした。CD4+,CD8+Tリンパ球,CD3+Tリンパ球,ナチュラルキラー細胞(NK細胞),Bリンパ球,および形質細胞の割合をフローサイトメトリーによって検出した。同時に、Luminex液相チッププラットフォームを用いて末梢血34個のサイトカインレベルを測定した。両群間のリンパ球とサイトカインの差異を比較した。結果;SFTS患者の末梢血におけるCD3+Tリンパ球の割合,CD4+およびCD8+Tリンパ球の計数は,ツツガムシ病(t=4.860,9.411および5.030,P<0.01)のそれより有意に低かった。NK細胞およびBリンパ球の割合は,ツツガムシ病(t=2.344および5.896,P<0.05)より有意に高かった。SFTS患者の疾患経過中の末梢血形質細胞の割合は(7.7±1.2)%であり、重篤患者は最高30%に達し、いずれもλモノクローナル型細胞群を呈し、一方、ツツガムシ病の患者の末梢血には形質細胞が検出されなかった。34のサイトカインレベルを測定したところ,SFTSは,インターロイキン-1受容体抗体(IL-1RA),インターロイキン(IL-6,IL-15,IL-10,IL-8),腫瘍壊死因子-α(TNF-α),インターロイキン-1受容体抗体(IL-1RA),インターロイキン(IL-6,IL-15,IL-10,IL-8),および腫瘍壊死因子-α(TNF-α)を発現した。γ-インターフェロン(IFN-γ),顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF),好酸性顆粒球ケモカイン(Eotaxin),IFN-γ誘導蛋白質10(IP-10),単球走化性蛋白質1(MCP-1)。マクロファージ炎症蛋白質(MIP-1α、MIP-1β)、血小板由来成長因子(PDGF-AA、PDGF-AB/BB)及び活性化調節正常T細胞発現及び分泌因子(RANTES)発現はいずれも異常であり、その中にSFTS患者のIL-1RA、PK、IL-1RA、IL-1α、IL-1RA、IL-6,IL-15,IL-10,TNF-α,IFN-γ,G-CSF,Eotaxin,IL-8,IP-10,MCP-1,およびMIP-1αのレベルは,ツツガムシ病患者(Z=2.312,2.447,3)より有意に高かった。PDGF-AA,660,5.444,1.965,2.402,2.997,3.525,2.481,3.817および2.211であった。PDGF-AB/BBおよびRANTESの分泌レベルは,ツツガムシ病(Z=3.728,2.514および2.649,P<0.05)より有意に低かった。相関分析では,RANTES,PDGF-AAおよびPDGF-AB/BBは,SFTSおよびツツガムシ病患者の血小板レベルと正の相関(SFTS)を示した。r値は0.223,0.365,0.330,ツツガムシ病であった。r値は0.263,0.632,0.407であった(P<0.05)。SFTS患者では,生存群(21例)と比較して,死亡群(10例)ではCD3+Tリンパ球の割合,CD4+Tリンパ球数が有意に低下し,形質細胞の割合が有意に増加した(t値はそれぞれ3.980,3.314と26.692)。P<0.01),IL-1RA,IL-6,IL-15,IL-10,TNF-α,IFN-γ,G-CSF,Eotaxin,IL-8,IP-10,MCP-1,MIP-1αおよびMIP-1βは有意に増加した。PDGF-AA,PDGF-AB/BBとRANTESは,それぞれ,3.930,4.014,2.832,3.592,2.958,3.508,2.578,3.254,4.270,3.465,2であった。663、3.085、3.107、3.639、3.043と3.825、いずれもP<0.05)。結論:SFTS患者はツツガムシ病患者より免疫機能が損なわれ、SFTS患者の過大な体液免疫及びTリンパ球のアポトーシス程度は死亡発生と密接に関連する。疾患経過中にCD4細胞、形質細胞及びIL-6、IL-10を代表とする炎症促進性及び抗炎症性サイトカインは、SFTSとツツガムシ病の鑑別及び病状評価にとって重要な臨床意義を有する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
応急処置  ,  免疫反応一般 

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