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J-GLOBAL ID：202002255655838140   整理番号：20A2711697

グラフェン修飾防食被覆の調製と耐食性メカニズムに関する研究【JST・京大機械翻訳】

Preparation of Graphene-Modified Anticorrosion Coating and Study on Its Corrosion Resistance Mechanism

著者 (2件)： Wang Peng (College of Materials Science and Engineering, Yanshan University, Qinhuangdao 066004, China) ,  Cai Dayong (College of Materials Science and Engineering, Yanshan University, Qinhuangdao 066004, China)
資料名： International Journal of Photoenergy (Web)  (International Journal of Photoenergy (Web))
巻： 2020  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： U7744A  ISSN： 1110-662X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルミニウム合金がCl-リッチ環境中に存在するとき,表面酸化物膜は容易に損傷され,基板のより速い溶解をもたらす。グラフェン修飾防食塗料の適用は腐食の発生を効果的に防止できる。本研究では,アルミニウム合金表面のグラフェン改質防食塗料の耐食性を調べるために,アルミニウム合金表面にグラフェン改質防食被覆を調製し,耐食性機構を調べた。エポキシ樹脂プライマーとポリウレタントップコートを予備分散還元酸化グラフェン(rGO)によって修飾した。走査電子顕微鏡(SEM)とRamanスペクトルを用いて,グラフェン修飾防食塗料の微細構造を調べ,rGOの添加がエポキシ樹脂プライマの多孔性欠陥を効果的に改善することを見出した。電気化学的ワークステーションを用いて,グラフェン修飾防食塗料の耐食性を迅速に特性評価し,3.5%NaCl中での浸漬中の電気化学曲線の変化を5時間ごとに調べた。防食塗料を改質するためのrGOの適用は,防食コーティングの耐食性を改善し,浸漬時間が増加するにつれて,グラフェン改質防食被覆の耐食性は規則的に変化した。研究結果は,rGOの含有量が0.4%であったとき,エポキシコーティングの多孔性が1.54%から0.33%に減少し,多孔性が1桁減少し,自己腐食電圧が比較的正(-0.72434V)であることを示した。自己腐食電流密度は最低([数式:原文を参照])であり,低周波数ではインピーダンス係数は最高(103)であった。等価回路フィッティングの後,分散指数は比較的高く,分散効果は比較的弱く,コーティングの耐食性は向上した。グラフェン改質防食被覆では,腐食保護の初期段階において,被覆中の細孔と他の欠陥の存在が分散効果を増加させ,コーティングの耐食性を大きく減少させた。腐食保護の中間段階において,被覆の細孔は腐食イオンによって完全に満たされ,分散効果を弱めた。したがって,被覆の耐食性の減少は遅くなり,安定になった。Copyright 2020 Peng Wang and Dayong Cai. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 走査電子顕微鏡 ,  電圧 ,  等価回路 ,  腐食 ,  アルミニウム合金 ,  エポキシ樹脂 ,  ポリウレタン ,  *被覆 ,  *耐食性 ,  *防食 ,  防食塗料 ,  塩化ナトリウム ,  電気化学 ,  電気化学インピーダンス ,  *グラフェン
準シソーラス用語： *防食被覆 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 防食  (WB03040M)

引用文献 (25件)：

• V. K. Beura, C. Kale, S. Srinivasan, C. L. Williams, K. N. Solanki, "Corrosion behavior of a dynamically deformed Al-Mg alloy," Electrochimica Acta, vol. 354, pp. 136695, 2020.
• M. A. Wahid, A. N. Siddiquee, Z. A. Khan, "Aluminum alloys in marine construction: characteristics, application, and problems from a fabrication viewpoint," Marine Systems & Ocean Technology, vol. 15, no. 1, pp. 70-80, 2020.
• A. K. Geim, K. S. Novoselov, "The rise of graphene," Nature Materials, vol. 6, no. 3, pp. 183-191, 2007.
• H. Wu, L. T. Drzal, "Graphene nanoplatelet paper as a light-weight composite with excellent electrical and thermal conductivity and good gas barrier properties," Carbon, vol. 50, no. 3, pp. 1135-1145, 2011.
• P. Dhiraj, T. J. Carlos, R. Harl Robert, J. G. Kane, R. Rogers Bridget, I. Bolotin Kirill, "Graphene: corrosion-inhibiting coating," ACS Nano, vol. 6, no. 2, pp. 1102-1108, 2012.

タイトルに関連する用語 (7件)： グラフェン ,  修飾 ,  防食被覆 ,  調製 ,  耐食性 ,  メカニズム ,  研究