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J-GLOBAL ID：202002255678665561   整理番号：20A2585599

頚静脈球部圧によるCPB下弁置換術-冠動脈バイパス移植術高齢者患者の術後認知機能への影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of jugular vein bulb pressure on postoperative cognitive function in elderly patients undergoing valve replacement-coronary artery bypass grafting under cardiopulmonary bypass

著者 (4件)： Sun Peng (天津市胸科医院麻醉科 300222) ,  Zhai Wenqian (天津市胸科医院麻醉科 300222) ,  Er Jianxu (天津市胸科医院麻醉科 300222) ,  Han Jiange (天津市胸科医院麻醉科 300222)
資料名： Zhonghua Mazuixue Zazhi  (Zhonghua Mazuixue Zazhi)
巻： 40  号： 5  ページ： 538-542  発行年： 2020年 
JST資料番号： C2329A  ISSN： 0254-1416  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的:体外循環(CPB)下弁置換術-冠動脈バイパス移植術老年患者の術後の認知機能に対する頚静脈球部圧力(JVBP)の影響を評価する。方法:待機CPB下弁置換術-冠動脈バイパス移植術患者92例、性別制限なし、年齢6575歳、体重指数1825kg/m2、ASA等級II或いはIII級、NYHA等級II或いはIII級。JVBPを右内頸静脈穿刺カテーテルでモニターし,JVBPを麻酔導入直後(T11),CPB終了10分(T12),および手術終了(T13)時にJVBPを記録し,JVBPにより患者を2群に分割した。JVBP<12mmHg群(L群)とJVBP≧12mmHg群(H群)。HR,MAPおよびCVPは,T11-13,術後1日目(T14)および術後2日目(T15)に記録され,血漿S100βタンパク質は,内頸静脈球の血液から採取された。マトリックスメタロプロテイナーゼ9(MMP-9)濃度と血清ニューロン特異性エノラーゼ(NSE)濃度を測定した。術前1日(T21)、術後3、7d(T22、23)と術後3ケ月(T24)に、簡易精神状態尺度(MMSE)法を用いて認知機能を評価した。結果:80例の患者,L群46例,H群34例であった。T11の場合と比較して,H群のT12,13,JVBP,T12-15の血漿S100β蛋白質,MMP-9濃度,および血清NSE濃度は増加した(P<0.05)。T21の場合と比較して,2群のT22,23におけるMMSEスコアは有意に減少した(P<0.05)。L群と比較して,H群T12,13のJVBP,T12-14では,CVP,T13の血漿S100β蛋白質,MMP-9濃度および血清NSE濃度は上昇し,T12では血漿S100β蛋白質濃度が増加した。T22-24では,MMSEスコアは減少し,POCDの発生率は増加した(P<0.05)。JVBPはCVP,血漿S100β蛋白質,MMP-9濃度及び血清NSE濃度と正の相関があり,rはそれぞれ0.95,0.56,0.70及び0.58(P<0.05)であった。結論:JVBP上昇はCPB下弁置換術-冠動脈バイパス移植術老年患者の術後認知機能を降下でき、その機序は血液脳関門損傷と関係がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 血漿 ,  血液脳関門 ,  血清 ,  タンパク質 ,  カテーテル ,  *頚静脈 ,  体外循環 ,  *冠動脈バイパス ,  マトリックスメタロプロテイナーゼ ,  アミロイドβタンパク質
準シソーラス用語： マトリックスメタロプロテイナーゼ9 ,  内頚静脈 ,  ミニメンタルステート検査 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 循環系疾患の外科療法  (GJ05030X) ,  臨床麻酔学一般  (GC05013F)

タイトルに関連する用語 (7件)： 頚静脈 ,  圧 ,  弁置換術 ,  冠動脈バイパス移植 ,  高齢者 ,  患者 ,  認知機能