文献

J-GLOBAL ID：202002255783461715   整理番号：20A1937890

ポリ(メタクリル酸ブチル)/Nd-TiO_2ナノ複合材料のDC伝導率および温度依存AC伝導率に関する理論的および実験的研究【JST・京大機械翻訳】

Theoretical and experimental studies on DC conductivity and temperature-dependent AC conductivity of poly(butyl methacrylate)/Nd-TiO₂ nanocomposites

著者 (2件)： Suhailath K (Department of Chemistry, University of Calicut, Malappuram, Kerala, India) ,  Ramesan MT (Department of Chemistry, University of Calicut, Malappuram, Kerala, India)
資料名： Journal of Thermoplastic Composite Materials  (Journal of Thermoplastic Composite Materials)
巻： 33  号： 8  ページ： 1061-1077  発行年： 2020年 
JST資料番号： T0760A  ISSN： 0892-7057  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ネオジムドープ二酸化チタン(Nd-TiO_2)の異なる含有量を有するポリ(ブチルメタクリレート)(PBMA)に基づく導電性ナノ複合材料系を,in situフリーラジカル重合法により調製した。複合材料の形態および構造特性に及ぼすNd-TiO_2の影響を,走査電子顕微鏡(SEM)およびX線回折分析(XRD)によって実施した。PBMA/Nd-TiO_2ナノ複合材料の温度依存AC伝導率とDC電気伝導率をNd-TiO_2ナノ粒子の異なる体積分率に関して研究した。SEMとXRDパターンは,ポリマーマトリックス中のナノ粒子の均一な分散と構造規則性を明らかにした。PBMAおよびその複合材料のAC伝導率は,温度および周波数の増加と共に増加することが分かった。活性化エネルギーと指数因子をAC伝導率から解析し,両結果からPBMA/Nd-TiO_2ナノ複合材料中に存在するホッピング伝導機構を示し,これは温度による伝導率の変化の原因である。ナノ複合材料のDC伝導率は純PBMAより高く,伝導率はNd-TiO_2ナノ粒子の濃度の増加と共に増加した。McCullough,Bueche,Scarisbrick,およびMamunyaモデリングに基づく実験的および理論的研究を行い,PBMAマトリックス中へのNd-TiO_2ナノ粒子の添加によるDC伝導率差を観察した。ここで研究した種々のモデリングの中で,Mamunyaモデルは実験伝導率と良好な一致を示した。Copyright The Author(s) 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： X線回折 ,  活性化エネルギー ,  走査電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  電気伝導率 ,  X線回折分析 ,  ラジカル重合 ,  *温度依存性 ,  規則度 ,  ホッピング伝導 ,  導電性 ,  ナノ粒子
準シソーラス用語： 二酸化チタン ,  高分子マトリックス ,  *交流伝導率 ,  *伝導率 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： ポリ(メタクリル酸n-ブチル) ,  温度依存AC伝導率 ,  DC伝導率 ,  伝導率モデリング

分類 (2件)： 充填剤,補強材  (YH05030J) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

タイトルに関連する用語 (9件)： メタクリル酸ブチル ,  Nd ,  ナノ複合材料 ,  DC ,  伝導率 ,  温度依存 ,  AC伝導率 ,  理論 ,  実験的研究