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J-GLOBAL ID：202002255785099239   整理番号：20A0698668

新たなモビリティ時代のサイバーセキュリティ-セキュリティによるジャパン・ブランドの向上に向けて-2)自動車分野のCASE革命とサイバーセキュリティ

著者 (3件)： 松原豊 (名古屋大 大学院情報学研究科) ,  倉地亮 (名古屋大 大学院情報学研究科) ,  高田広章 (名古屋大 大学院情報学研究科)
資料名： 情報処理  (IPSJ Magazine)
巻： 61  号： 4  ページ： 338-343  発行年： 2020年03月15日 
JST資料番号： G0427A  ISSN： 0447-8053  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・CASEに向けて自動車制御システムは,1)情報処理と制御の融合,2)自律分散型から集中制御型への変化,3)OTA(Over The Air)での遠隔ソフトウェアアップデートに変革。<br/>・周辺の自動車や道路上のインフラストラクチャとつながるConnectedでは無線通信に対するセキュリティとプライバシの担保が重要であり,TAL(Trust Assurance Level)などの利用が必要。<br/>・自律的・自動的な動作を意味するAutonomousでは安全に影響するポイントの列挙と対策,共有を前提とするShared&Servicesでは厳格な利用者の登録と認証,及び利用者の真正性や否認防止が重要。<br/>・自動車制御システムの構造で電動化が進むElectricでは充電スタンドなどの機器を含めたセキュリティ強化が重要であり,自動車を活用したサービスのライフサイクルを管理する仕組み上での議論が必要。

シソーラス用語： *コンピュータセキュリティ ,  *自動運転 ,  *運転支援システム ,  情報サービス ,  *情報共有 ,  *技術革新 ,  *交通政策 ,  *プログラムメンテナンス ,  遠隔制御 ,  インフラストラクチャー ,  プライバシー ,  自律系 ,  安全性 ,  認証 ,  制御系 ,  ライフサイクル ,  日本 ,  ブランド ,  *サイバーセキュリティ
準シソーラス用語： CASE革命 ,  イノベーション ,  コネクティッドカー ,  シェアリングサービス ,  ジャパンブランド ,  *ソフトウェアアップデート ,  *モビリティ【交通】

分類 (5件)： データ保護  (JD01020V) ,  運転者  (TB01040V) ,  その他の情報処理  (JE15050M) ,  都市交通  (TA01020W) ,  計算機システム開発  (JD02010R)

引用文献 (3件)：

• 松原豊,倉地亮,高田広章:自動車分野のセーフティとセキュリティの動向と展望,情報処理,Vol.58, No.11(Nov.2017).
• Framework document on automated/autonomous vehicles, WP.29-177-19(2019).
• 国土交通省自動車局:自動運転車の安全技術ガイドライン (2018).

タイトルに関連する用語 (7件)： モビリティ ,  サイバーセキュリティ ,  セキュリティ ,  ジャパン ,  ブランド ,  自動車 ,  CASE