文献

J-GLOBAL ID：202002255865718873   整理番号：20A0130324

メトトレキサート療法を受けている腫瘍患者において亜酸化窒素は使用されるべきか?【JST・京大機械翻訳】

Should nitrous oxide ever be used in oncology patients receiving methotrexate therapy?

著者 (3件)： Forster Victoria J. (The Arthur and Sonia Labatt Brain Tumour Research Centre, The Hospital for Sick Children, Toronto, ON, Canada) ,  Bell Graham (Department of Anaesthetics, Royal Hospital for Children, Glasgow, UK) ,  Halsey Christina (Institute of Cancer Sciences, College of Medical Veterinary and Life Sciences, University of Glasgow, Glasgow, UK)
資料名： Pediatric Anesthesia  (Pediatric Anesthesia)
巻： 30  号： 1  ページ： 9-16  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2715A  ISSN： 1155-5645  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 亜酸化窒素(N_2O)は,痛みのあるまたは反復的な処置を受けている小児において,短い麻酔/鎮痛のために頻繁に使用される。急性リンパ芽球性白血病(ALL)の小児は,通常,治療中に抗葉酸剤メトトレキサートの髄腔内化学療法の直接点滴による反復腰椎穿刺を必要とする。これらの手順は麻酔下で頻繁に行われる。メトトレキサートとN_2Oとの間の薬物相互作用に関する懸念が断続的に高まり,神経毒性を含むメトトレキサートの好ましくない副作用を増強する可能性がある。しかしながら,臨床的証拠は,主に分離された症例報告から成り,ALLの小児におけるN_2Oの使用の相対リスク利益に関する小児麻酔薬間のコンセンサスの欠如をもたらしている。本論文では,鍵酵素メチオニンシンターゼの二重阻害によるN_2Oとメトトレキサートの間の有意な相互作用を示唆する生化学的基礎と科学的観察をレビューした。癌を有する小児における神経毒性の増強におけるこの相互作用の可能な役割を考察し,この大きな理論的関係の臨床的意義に関する議論と反論を探求した。すべての利用可能なデータの包括的レビューに続いて,小児麻酔薬による実践のレビューを促し,同時メトトレキサートを受けている小児におけるN_2Oの使用を避けることによる予防的アプローチのために,十分に説得力のある証拠を得た。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 症例報告 ,  葉酸拮抗剤 ,  *腫瘍 ,  ビタミンB12 ,  メチオニンシンターゼ ,  薬物相互作用 ,  麻酔 ,  相互作用 ,  神経毒性 ,  子供 ,  点滴 ,  *酸化二窒素 ,  副作用 ,  白血病 ,  疼痛 ,  抗腫瘍代謝拮抗物質

著者キーワード (6件)： 急性リンパ芽球 ,  薬物相互作用 ,  葉酸拮抗薬 ,  白血病 ,  神経毒性症候群 ,  ビタミンB12

分類 (3件)： 全身麻酔  (GC05020R) ,  臨床麻酔学一般  (GC05013F) ,  運動器系疾患の外科療法  (GG05030O)

タイトルに関連する用語 (5件)： メトトレキサート ,  療法 ,  腫瘍 ,  患者 ,  亜酸化窒素