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J-GLOBAL ID:202002255976340829   整理番号:20A0289531

リジン特異的ヒストンデメチラーゼ1Aの阻害はヤギにおける卵母細胞成熟中の減数分裂異常をもたらす【JST・京大機械翻訳】

Inhibition of lysine-specific histone demethylase 1A results in meiotic aberration during oocyte maturation in vitro in goats
著者 (9件):
資料名:
巻: 143  ページ: 168-178  発行年: 2020年 
JST資料番号: A1189A  ISSN: 0093-691X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒストンメチル化はいくつかの種における卵母細胞成熟と関連しており,ヤギ卵母細胞においても期待されているが,その機構はまだ不明である。従って,単一細胞RNA配列決定(scRNA-seq)をヤギ胚小胞(GV)と中期II(MII)卵母細胞で行い,異なる発現遺伝子(DEG)の一つであるリジン特異的ヒストンデメチラーゼ1A(LSD1)の機能をヤギ卵母細胞のin vitro成熟(IVM)時に調べた。scRNA-seqを通して,4516のDEGがヤギのGV卵母細胞とMII卵母細胞から同定され,そのうち16のヒストンメチルトランスフェラーゼとデメチラーゼ(LSD1を含む)があった。ヤギ卵母細胞のIVMの間のLSD1の機能を,その阻害剤,GSK-LSD1を通して調査した。ヤギ卵母細胞の最初の極体押出速度は,IVM培地に添加したGSK-LSD1濃度の増加により有意に減少した(0μM;58.84±0.95%,P<0.01;50μM;41.22±0.42%,P<0.001;100μM:29.78±1.78%,P<0.001)。さらに,対照群と比較して,ヤギ卵母細胞におけるH3K4me2メチル化とP-H2AXのレベルは,12時間の50μM GSK-LSD1処理で有意に増加した(それぞれP<0.001とP<0.01)。さらに,紡錘体集合における異常(25.94±1.02%対71.15±3.32%;P<0.01)および染色体アラインメント(22.93±1.11%対76.03±3.25%;P<0.01)が観察され,細胞骨格組織化(15.31±1.60%対67.50±3.09%;P<0.001)は,対照群と比較して50μMのGSK-LSD1による治療で破壊された(15.31±1.60%対67.50±3.09%;P<0.001)。加えて,BCL2:Baxの比率は,対照群におけるそれより50μM GSK-LSD1処置による卵母細胞において,有意により高かった(P<0.01)。まとめると,これらの結果はヤギ卵母細胞の減数分裂成熟におけるLSD1の重要な役割を示す。著者らのデータは卵母細胞成熟時のmRNAの動的変化を明らかにするだけでなく,ヤギ卵母細胞の減数分裂成熟のさらなる研究のための理論的基礎と技術的手段を提供する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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生殖器官  ,  繁殖管理 

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