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J-GLOBAL ID:202002256055110355   整理番号:20A0761446

ヒトガレクチン-10/単糖類複合体の構造はCharcot-Leyden結晶形成におけるエフェクターとして単糖類の可能性を示す【JST・京大機械翻訳】

Structures of human galectin-10/monosaccharide complexes demonstrate potential of monosaccharides as effectors in forming Charcot-Leyden crystals
著者 (9件):
資料名:
巻: 525  号:ページ: 87-93  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ガレクチンはβ-ガラクトシド特異的動物レクチンのファミリーであり,免疫系の新しい調節因子として注目されている。ガレクチン10は好酸球において良く発現され,好酸球性疾患で頻繁に観察される長期間の好酸球性炎症反応の間,自然にCharcot-Leyden結晶(CLCs)を形成する。ガレクチン-10の生化学的及び構造的特性化が行われているが,その生物学的役割及び分子機構は依然として不明であり,単糖類/オリゴ糖との複合体におけるガレクチン-10のX線構造はほとんど報告されていない。ここでは,7つの単糖類との複合体中のガレクチン-10のX線構造を生化学的分析により示し,ガレクチン-10と単糖類/オリゴ糖との相互作用を検出した。ガレクチン-10は対面配向でホモ二量体を形成し,単糖類は二量体の2つのガレクチン-10分子からアミノ酸残基から成る炭水化物認識部位に結合し,ガレクチン-10二量体が溶液及びin vivoで単糖類を捕捉することを示唆した。D-グルコース,D-アロース,D-アラビノース及びD-N-アセチルガラクトサミンは結晶中のガレクチン-10二量体間の界面に結合し,結晶中の分子充填の安定性に影響し,CLCsの容易な溶解及び/又はCLCsの形成を阻害した。これらの単糖類は,in vivoでCLCsを形成するG10のエフェクターとして役立つ可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  糖質・糖鎖一般 

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